【日21視聴率】おやじの背中 父の再婚娘の離婚



CATEGORY【TBSドラマ 映画】
人気ドラマ:【Fcast バラエティ視聴率速報】
おやじの背中
毎回異なる脚本家のオリジナルストーリーの中で、10組の俳優が父と息子または娘を演じる意欲作だ。全10話。
【04母の秘密】
【視聴率】*9.4%
母亡き後、父と息子が巡礼の旅に出る。秩父の美しい景色の中、やがて二人は互いに母への秘めた思いをぶつけ合う。分かり合えないままだった親子の、二人きりの家族旅行。
【出演】
麻倉賢三…渡瀬恒彦
麻倉慎介…中村勘九郎
麻倉加奈子…ともさかりえ
麻倉幸恵…神野三鈴 仲居…島邑みか 慎介の息子…岩田遥
幼稚園児の慎介…杉園啓仁 小学生の慎介…三谷翔太 中学生の慎介…黒濱優至
【スタッフ】
脚本…鎌田敏夫 
演出…山室大輔 
プロデュース…八木康夫
【05 ドブコ・父さんは悪役スター】
【視聴率】*9.5%
娘は警察官、父さんは悪役専門の役者。テレビの中で死んでばかりの父さんが、ある日本当に倒れて…。悪役としての父の生き様を見て、娘は成長していく。
【出演】
丸井 三冬…堀北 真希
佐々木 勝(マサル)…溝端 淳平
静香…谷村 美月
ヒーロー役…小柳 友
三冬の同僚…安藤 玉恵
丸井 弓子…薬師丸 ひろ子(特別出演)
丸井 正…遠藤 憲一
【スタッフ】
演 出: 北川雅一
脚 本: 木皿 泉
「06父の再婚娘の離婚」
【視聴率】*7.7%
妻を亡くし、定年退職で第一線からは退いた父・吉崎典久 (國村隼)。一方、典久の一人娘・杉本七海 (尾野真千子) は夫との間に溝が生まれ、結婚生活に行き詰っていた。そんな中、父がいきなり 「婚活」 を宣言!お互いを心配するあまり激しく言い争う二人は…。それぞれの思いを橋部敦子が情感豊かに描いていく。
杉本七海… 尾野真千子
吉崎典久… 國村 隼
杉本大悟… 桐谷健太
青木久志… 本田博太郎
岡宮芳子… 中田喜子
【スタッフ】
脚 本: 橋部敦子
演 出: 竹園 元

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【04】
慎介 (中村勘九郎) は父・賢三 (渡瀬恒彦)を心から認める事が出来なかった 。母・幸恵(神野三鈴)が亡くなってからは一度も会ってなかったが、ある日賢三は慎介を秩父札所参りに誘う。妻・加奈子 (ともさかりえ) の勧めもあって出かける慎介だったが、父の思惑が分からないまま山道を歩いていく…。今さら思い出話ばかりする賢三に慎介は憤りを感じるが、やがて幸恵の「あの日のこと」に話が及んで…。
感想
まあ世の中には、こういう親子関係の人って、どれくらいいるのかしらないが、友人の父と息子の関係が似たものあったな~とか、思った。実のところ僕の父親は、僕が3歳の頃になくなっていて、僕には彼の記憶が全くない。どんな人だったのかも、父という存在が、息子にどんなものなのかもよくわからない。テレビや周りの人々で、こんなものか?と勝手に、想像するだけの存在だが、今回の父・賢三 みたいなら、慎介のように、反発するのはよく分かる。本当に何も語らない、自分のことばかりの男。そして振り回される家族。けど、そんな彼が、年老いて、自分のことを語り始めた。そんなことを言われても、彼の真意など、わからないし、亡くなった母のことが引っかかる。同じ母親を見ていても、二人の母親像は全く違うものだったし、母は、父と戦いたいと思っていたなんて、息子にとっては、父の戯言でしかないのかもしれない。札所をめぐりなから母を通して、思いをぶつけあって、取っ組み合いの喧嘩になったりするところは、テースト的には、なんとも古い感じはするが、それでしか、わからないこともあるのかもしれないなとも思う。水泳の競争で、父に勝った時の母の存在はないが、母の思いのために喧嘩する姿は、なかなかの光景だった。全く違う自分たちの事情を語り合う父と息子の間で、ひとつの雪解けは感じれた。まあ昭和なドラマだけど、こういうのがあってもいいのかな。
【05 ドブコ・父さんは悪役スター】
警察官・三冬(堀北真希)の父・正(遠藤憲一)は悪役専門の役者。テレビの中で斬られて死ぬ正の姿を、三冬は幼い頃から見てきた。ある日、同僚で幼馴染のマサル(溝端淳平)から結婚式に出席しないでくれと言われる三冬。それを見かねて職場に乗り込んできた正に三冬は激怒する。その時、通りすがりの子供が正にヒーローごっこを仕掛けてきた。いつもの様に応えてやられて死んでみせる正。だが何故か倒れた正が立ち上がらない…。
【感想】
サブタイトルのドブコって、何なんだと思ったら、昔に放送されたテレビドラマの父親の役名をもじったものだったのか。そんな変なあだ名を付けられる羽目になった三冬は、誰からも斬られ放題の父と同じ人生を送っているとjは。親友だったと思っていた友達からも、三冬ではなくドブコと呼ばれる時の寂しさはなんとも言えず、辛かったのが伝わってくるシーンだった。
そして今、結婚する男友達も友情を切り捨てて、妻になる女性の言うままに、三冬を切り捨てられようとしていた。そんなマサルが教えてくれた斬られ役の父正が斬った人が、最愛の娘三冬というのは、彼なりの愛する娘への思いがあるというところがなかなか泣かせる。母に聞いた父の三冬が生まれた時の思い。派手の生活をしていた男が、本当に求めていたものは、家族の暖かさだったし、娘を愛すればこそ、最後の普通の役で、嫁の父をやった時の号泣が気持ちいいほど、父の思いを表していたようだった。青空を見ながら、いつも死んでいった父が、もしそうでなくなった時は、娘のひとつの成長を感じさせる時でもあったんだね。
【06 父の再婚娘の離婚】
吉崎典久 (國村隼) は妻を病気で亡くしてから4年が経っていた。その後、勤め上げた会社を定年退職し、今は再就職しているが仕事に満足しているわけではなかった。典久の一人娘・杉本七海 (尾野真千子) はすでに家を出、信用金庫に勤めながら俳優業の 大悟 (桐谷健太) と結婚生活を送っている。といっても、大悟はバイト暮らしで家計は七海が支えていた。
亡き妻の法要の席で、典久が今の会社を辞めたと七海に告げた。これからどうするつもり、と七海はあきれるが、典久は思いついたように 「婚活」 を宣言する。一方、七海と大悟がうまくいっていないことを察した典久は、七海に問い詰めるがはぐらかされてしまう。それでも諦めずに娘の生活を心配する典久。やがて二人は激しい言い争いを始める。
しばらく後、七海は病院で典久がパーティで知り合った女性・岡宮芳子 (中田喜子) と一緒にいるところを目撃する。しかも二人で温泉に行く計画もあるという。その行き先が、生前母が行きたがっていた温泉旅館だと知った七海は…。
【感想】
母をなくした父娘の葛藤としては、ド定番な内容だが、おやじの背中を見るドラマというより、真正面から向き合う父娘担っていく話のような気がする。今までの人生が典久は引いたレールをひたすら、走ってきた一人娘の七海。そんな彼女が、彼の意向と離れた人生を歩みだした結婚生活は見事に破綻していた。なんとなくうまく行く人生だったのに、、自分で人生を選んだら、夫は壊れていくばかり。けど、意地でその生活を続けていくのには、限界に達した娘が選んだ道は、父に不満をぶつけることしかなかったのかもしれない。激しい前半の実家での攻防と後半の娘が付きあおうとしていた女性との旅を許さなかった母の思い出の旅館での二人の父娘の修復作業は、父娘ってこういう時も必要なトキだとは思わせてくれた。まさに、ありがちなストーリーをいかに心に残るものにしようとしたのか?橋部さんなりの挑戦なのかな。けど、あの母の思いが残る旅館を後半は舞台にして、父の思いと謝罪、そしてそれを受け入れての娘の娘の決断。彼女は離婚を決意できたのは、あの父娘の夜があったからこそで、旅立ち二人に希望が日差しを感じれたのかもしれない。尾野さんは、どのドラマでもああいう怒りの演技を要求されるので、ちょっと見慣れてしまって、残念な感じはするけど、それでもギリギリに抑えて、後半に抑えた展開につながったのは悪くないかもと思えた。
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コメント

ドブコちゃんと縁を切ってと頼んだマサルくんの彼女さんの気持ちはある意味女のカンが正常に働いたんだと思いますw
マサルくんも彼女さんのカンが実は正しいことを薄々気づいているから最初はドブコさんとの決別を決心したんだろうなぁ~。

男と女の友情云々より、相手を十分意識しながら育った環境がある二人の場合、今現在の恋人へのベクトルが簡単に横移動しちゃう可能性があるからある意味元カノとかよりも厄介な相手だと思いますw

ただ禁止しちゃうと色々とこじれちゃうから結果的に彼女さんがドブコさんのお友達になっちゃった、それもドブコさんに正確に自分の気持ちを分かってもらえて一件落着は皆がハッピーになってよかった・・・という感じで実はマサル君の彼女さんメインで観ちゃった回でしたw


いや悪役ヒーローのお父さんもすっごく素敵だったんですがw

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