【最終回】ドン★キホーテ 松田翔太主演 毎週土曜21時 視聴率



CATEGORY【松田翔太】
人気ドラマ:【Fcast バラエティ視聴率速報】
ドン・キホーテ DVD BOX土曜ドラマ ドン★キホーテ オリジナル・サウンドトラック

7月スタート 毎週土曜よる9時放送
松田が演じる主人公は、児童にも保護者にもマニュアル通りの接し方しかできない“つかえない職員”だったが、組長の魂を持ったことで一転。“世間のルール”など一切通じない型破りな相談員となり、同僚からは問題視される一方で、子ども達からは徐々に信頼を得ていく。組長と児童相談所の職員という180度違う人生を生きる二人が入れ替わるというコメディ要素を盛り込みつつ、子どもとその保護者たちが抱える非行や育児の悩みに真正面から向き合うハートウォーミングなヒューマンドラマが誕生する。
相関図
松田翔太 児童福祉司。優しい性格で自己主張の弱い草食系男子。
高橋克実 組長。
成海璃子 街の不良娘。幼いころに両親を亡くし養護施設で育った。
内田有紀 鯖島の妻。
小林聡美 所長。城田の上司。
松重豊 三宅弘城 市川実和子 紺野まひる
脚本 大石哲也(『DEATH NOTE』・『BECK』・『ヤスコとケンジ』)
演出 中島 悟(『デカワンコ』・『怪物くん』・『喰いタン』)
プロデューサー 山本由緒(『曲げられない女』・『ホカベン』・『喰いタン』)
BEAUTIFUL DAYS(初回生産限定盤)(DVD付)
第一話 11/07/09 11.7% 子供の味方魂が入れ替わったヒーロー
監督・演出 中島悟 原作・脚本 大石哲也
石垣佑磨、岩佐真悠子、望月理恵、滝沢涼子、松林慎司、廣澤恵
第二話 11/07/16 11.0% 勝手にひきこもれ
監督・演出 中島悟 原作・脚本 大石哲也
第三話 11/07/23 *8.0% 非行少年とお散歩
監督・演出 大谷太郎 原作・脚本 大石哲也
第四話 11/07/30 11.3% お好み焼き大作戦
監督・演出 大谷太郎 原作・脚本 根本ノンジ
第五話 11/08/06 *9.8% 赤ちゃん危機一髪
監督・演出 中島悟 原作・脚本 大石哲也
第六話 11/08/13 12.4% カメラマン初体験
監督・演出 中島悟 原作・脚本 大石哲也
第七話 11/08/27 10.3% 美少女は替え玉!?
監督・演出 松永洋一 原作・脚本根本ノンジ
第八話 11/09/03 *8.7% 恋の絶叫ドライブ
監督・演出 大谷太郎 原作・脚本 大石哲也
第九話 11/09/10 12.8% 鉄仮面vsダメ親父
監督・演出 松原浩 原作・脚本 根本ノンジ
第十話 11/09/17 11.1% あばよ児童相談所
監督・演出 大谷太郎 原作・脚本大石哲也
最終話 11/09/24 12.8% 予測不能のふたり
監督・演出 中島悟 原作・脚本 大石哲也
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カテゴリー::【松田翔太】

第一話
児童相談所に勤める新人の児童福祉司、城田(松田翔太)は念願の児童福祉司になれた喜びからか、 日々使命感に燃えて仕事をこなしていた。 不登校や非行、家庭内暴力、そして虐待の通報や相談…。 毎日やることは尽きず、忙しい毎日。だが、マニュアル重視で押しが弱く、 職場では所長の水盛ミネコ(小林聡美)はじめ、みんなのお荷物になってしまう始末。 いっぽう、泣く子も黙る鯖島組・組長の鯖島仁(高橋克実)は、 組の総長である鰯原修三(鈴々舎馬風)から、3ヶ月以内でライバルの鯵卓卓巳(小木茂光)と次期総長を争うように言われていた。 気負った鯖島は日々のシノギに励むのであった。そんなある日、虐待の通報を受けた城田と、 借金の取立てに向かった鯖島は偶然にも同じ団地に向かう。そのとき一筋の光が団地を包み、なぜか城田と鯖島の体が入れ替わってしまった――!
困った二人は元に戻るまで、お互いのふりをすることにする。 城田は、児童相談所の面々にばれないように、
鯖島は 妻のあゆみ(内田有紀))や組員の兵藤(松重豊)に ばれないように・・・。「お願いだからちゃんと仕事してください。でないと跡目争い、辞退しますよ」そう頼み込まれた?城田(中身は鯖島)は仕方なく、 虐待通報のあった家に向かう。ズカズカと家に上がり込んだ城田と鯖島が発見したのは、ベランダに追い出された6歳の駿(黒澤宏貴)だった。 母親(岩佐真悠子)は虐待を否定するが・・・・。
感想
二人が入れ替わるという設定は、なかなか面白いドラマを作る設定ではあるが、今回の組長と児童福祉司が入れ替わるというのもなかなか楽しい設定で、その上、社会問題である児童虐待というのを、痛快に解決していく姿は気持ちいい。弱々しい喧嘩もできない草食系男子と強面の組長だが、入れ替わったことによって、気持ちは組長でも、喧嘩をすると、簡単に負けてしまうとか、見た目は強面、気持ちは草食でも力はあるというなるほど、かんがえたな~。この二人の組み合わせで、なんとなく事件が解決していていくのはかなり楽しんだよな。そんな中、今の児童相談所の置かれている立場とか、型破りな男がその中に飛び込んでいくことによって、起こり得る解決が巻き起こす波紋が、人々をどう変えていくのか?かなり楽しみだ。笑えて考えさせるドラマという感じがする。そんな二人の活躍を目の辺りにした不良少女幸子は、どう変わっていくのか?ここらへんも見物かな。今回の中で、本当は真逆なのだが城田が鮫島に浴びせる言葉がなんだか力があるのには驚いた。
第二話
中身が入れ替わったままの城田(松田翔太)と鯖島仁(高橋克実)は、しかたなくお互いのふりを続けることになる。しぶしぶ児童相談所に出社した城田に、水盛ミネコ(小林聡美)が新しい案件を持ってきた。14歳の少年・亮介(藤原薫)が1年前から引きこもっているという。城田が恭子(紺野まひる)と亮介の家に行くと、相談者である母親の由美(村岡希美)がオロオロと待っていた。 亮介は昨年中学受験に失敗してから、部屋に鍵をかけて閉じこもり、誰とも口もきかなくなってしまったという。 引きこもりには慎重に段階を踏んだ対応が必要……と言われているそばから、城田はやすやすと亮介の部屋に入り込む。しかし相談に乗るわけでもなく、寝転がって漫画を読むだけ。そんな城田に、亮介も呆れていた。
いっぽうの鯖島はピンチに陥っていた。 組の若い衆が鰺沢組に因縁をつけられ、つい先に手を出してしまったのだ。 鯖島は若頭の兵藤(松重豊)から組員のヤス(山根和馬)が鰺沢組に拉致されたと聞かされ、 成り行きで相手の組に「かちこみ」(=殴りこみ)に行くことになってしまう。
そのころ城田の態度に我慢ならなくなった亮介が、ついにキレて―――。
感想
こんなうまくいくわけ無いじゃん^とか思いながらも、こういう度外れな行動で、解決して欲しいとか勝手に思ってしまう心理は、どうしても僕の中にもある。マニュアルの何も無いところから鯖島は、城田の中に入り込んできたので何もかもが規格外。人は思いがけないことをやられると、ついホンネが出ちゃう時とかあるけど、今回がそれかな。城田がやる行為に、不意を突かれ、メシさえ、家族がみんな自分の部屋で勝手気ままに食べてた涼介の家族が、鯖島に家を不法占拠されることで、奪還するために、家族みんなで行動を起こし、ホンネぶちまけるということで、なにか大切なモノを感じたという展開が心地よかったんだろうな~とか思いながらみた。互いを想い合っていたというより、存在を無視しあっていた家族が、共通の敵に対抗するために連携することによって、家族というものがわかったんだろう。鯖島にもう一人影響され始めているんじゃないか?と思えるのはミネコの幸子に対する対応かな。二人の間にどんなことが起こっていたのか?今までの経緯は分からないが、前回みたいなすぐ金を出すみたいな対応だったんだろう。それが、今回、安直に幸子を救わなかったというのは、面白い。ミネコと幸子の関係も見守りたい。鯖島組も、簡単に謝る鯖島の力で何とかなったし、二人コンビでどんどん問題を解決していってほしい。時として、こういう、どうにもならないことをバシッと解決するドラマも見たいんだよな。コミカルなようで、真剣な二人の男達に注目だ。
第3話
児童相談所に13歳の松岡文也(田中碧海)が、ゲームソフトの海賊版を運んだ疑いで補導されてくる。城田(松田翔太)の目は文也を連れてきた刑事・神山竜(大河内浩)に釘付けになっていた。なんと神山は城田の因縁の相手だったのだ。 城田は「何も知らない」という文也の嘘を一瞬で見抜くが、 神山に手柄を取らせまいと文也をかばう。いっぽうの神山は文也がゲームソフトの密売組織に関わっていると断定し、文也を問い詰める。そして翌日、文也は姿を消してしまう。もし神山が文也の行動に気づけば、文也は逮捕されてしまう。 神山に手柄を立てさせるわけにはいかねえ!――と、 城田は文也を助けるために児童相談所を飛び出した。 城田から連絡を受けた鯖島仁(高橋克実)は、 組のネットワークを使って文也の裏にいるブローカーを割り出す。ブローカーは文也のように内向的で孤独な少年に ネットを介して近づき、仲間のようなふりをして運び屋をやらせていた。 文也はそんな彼らを友人と信じてかばっていたのだ。 「こんなのホントのダチじゃねえ!」と城田に怒鳴られた文也は、悔し涙を流す。そこに神山が乗り込んできて――
感想
今回は特に面白い。ハチャメチャな展開のような作りになっているが、巧に組み立てられた脚本で、作っている人の思いもちゃんと組み込まれて、その上、主演ふたりの個性も引き立たせている。鯖島である城田が刑事・神山への積年の恨みを晴らすために、松岡という少年に肩入れしていくのだが、展開の中で、学校でも軽く扱われ、誰からも気にも止まられない少年に、本当の人間の関わり合いみたいなものを伝えるところは、少年だけでなく、私の心もつかんだ。このドラマは企画設定もいいが、名探偵の掟でも、松田と組んだ脚本家大石さんが彼の良さを引き出している話もいい。「こんなのホントのダチじゃねえ!」と幸子を一喝するのは、所長ミネコなのか?城田なのか?だんだん、ミネコが城田の影響なのか?彼女にたいする接し方を変えてきているのも見逃せない。幸子自身も、人にばかり頼り文句を言い、自ら変わろうとしないが、城田の影響を受け初めているような気もしてきた。何しろアホな城田と鯖島のコンビだが、思いがけず二人は近づいていき、ダチになってきている、そして、どんどん子供たちを変えていく。次はどんな、子供たちを変えていくのか?楽しみで仕方ない。
第4話
4歳の唯(栗本有規)が児童相談所に保護された。シングルファザーの真一(柏原収史)は懸命に唯を育てていたが、 仕事で帰りも遅く、心配する近所の人からたびたび通報をされていた。 亜希(市川実和子)は真一に「唯を一時的に児童養護施設に預けてはどうか」と提案するが、 真一は「唯を捨てるようなことはできない!」と猛反発する。 当の唯はなぜか城田(松田翔太)を気に入り、すっかりなついていた。ミネコ(小林聡美)は城田をこの件の担当にし、 二人をフォローするように言い渡す。 城田はいやいやながら、まとわりつく唯の面倒を見ることになる。そのころ児童相談所では、恒例の夏祭りの準備が進められていた。 最初は「ガキのお楽しみ会なんて」とバカにしていた城田だが、 突然やる気を出し、唯に手伝わせて お好み焼きの屋台を準備をし始める。さらに城田は鯖島仁(高橋克実)の部下たちに声をかけ、 祭りの支度を手伝わせることに。祭りの日の当日は金魚すくいや綿アメなど、立派な屋台が庭に並んだ。
子どもたちは大喜びするが、そこに真一が現れて――
感想
衣装まで、ヤクザ化して、ついに、鯖の会まで児童相談所に巻き込んだ城田。実のところ、城田である鯖島は、その状態を楽しんでいるかのようにさえ見えるが、街で知り合った女性たちと会うことになって、浮かれているのか?とおもいきや、鯖島である白田を外見だけで判断する彼女たちにしらけもする。ここのシーンは実は重要な気さえするんだよな。そこから一転して、本来の自分の姿であるテキ屋となって、祭りを盛り上げようとする彼は、現状の自分の仕事にも、やれることをやろうとしだしてきている。三話くらいまでは、つい流れに巻き込まれて、城田の仕事をやっていたが、今回は前向きなのは、ちっと、面白い変化だった。そんな白田に振り回される鯖島も、いい相棒となりつつある。唯に祭りを手伝わせたのは、深い思いがあるとは思えないが、彼女が自分で作ったお好み焼きを食べて、野菜が食べられるようになったのは、鯖島の妻あゆみの心を変えせるくらいも作るお好み焼きに自信があったからかな。そんな姿を遠目に見たから、父親も安心したんだろう。よくできた話で気持ちいい。けど、子供って、誰が一番自分のことをかまってくれるのか、直感的に分かるんだよな。子供を見てるとよくわかるが、実のところ心優しき男城田に唯がいくのは納得。
第五話
鯖島(高橋克実)と鯖島の妻・あゆみ(内田有紀)は、あゆみの店で働いていたシングルマザーの麻紀(末永遥)が、 一歳の息子をネグレクト(育児放棄)していると突き止める。 鯖島の通報で城田(松田翔太)たちは修平を保護する。 修平を連れて児童相談所に現れたあゆみに、城田はどぎまぎしてしまう。なんといっても妻との久々の再会なのだ。が、あゆみはそんなことを知るよしもない。しかし、麻紀は弁護士を立てて息子を取り戻そうとやってくる。 しぶしぶ修平を麻紀に返す城田たち。が、その後驚くべきことがわかる。 麻紀の亡夫は資産家で、修平が莫大な遺産を受け取れる立場にある。 麻紀はその遺産を狙っているに違いない――。 事情を知った亜希(市川実和子)たちは即刻「親権の一時停止」を申し立てるべきだとミネコ(小林聡美)に訴えたが、ミネコはいつになく煮え切らない態度を取る。
いっぽうの城田はあゆみの手前、なんとか修平を救おうと決意する――。
感想
今回はネグレクト+遺産が絡んだ話で、毎回、話自体はわかりやすくベタではあるが、鯖島と城田が入れ替わったことによって見える人間模様から目が離せない。鯖島が城田担ったことで、絶対覗くことがなかった鯖島の妻あゆみの心を鯖島は何を感じたのか?城田に今夜は、抱きしめてやくれと鯖島は言っていたのは偽らざる心境だろうが、体は城田のままで、彼女に触れることさえデキないので、何もしてやれない。ドラマだね。いまや、鯖島である白田に一番影響を受けているミネコは、彼女がある決断で抱え込んでしまったリアル、幸子という存在とどう向き合うべきなのか?悩んでいる中、彼女を変えた「親権の一時停止」という決断にまたも向きあうという展開。彼女は、かつてと同じように子供の命を優先し、決断を降した。その判断は、間違ってないのだろうと僕も思うが、大した決断を迫られる仕事だな。人の心を扱うが故、そして、ミネコ自体のウエットな部分が、引っかかりながらも、対処していく姿の描き方もいい。次は、幸子の母親登場となるが、鯖島と城田のコンビは、どうぶつかっていくのかな?そしてミネコは?幸子は?次も良いドラマを見せてくれそうだ
第六話
城田(松田翔太)はミネコ(小林聡美)から児童相談所の広報誌『あすなろ』用の記事と写真を頼まれる。いっぽう鯖島(高橋克実)の妻・あゆみ(内田有紀)は極道雑誌にライバルの鰺沢(小木茂光)が カラーグラビアで特集されているのを見て激怒する。グラビアは鰺沢がページを買い取って自ら作ったものだった。それを知った城田は自分も特集記事を作ると言い出し、 最高級のカメラ器材を買い込む。 城田はブラブラしている幸子(成海璃子)を撮影のアシスタントとして雇うことにし、鯖島をモデルに撮影を決行する。いやがっていた幸子だが、次第に真剣に仕事に取り組み始める。そんなとき幸子の母親・玲子(西尾まり)が児童相談所を訪ねてくる。
幸子は自分を捨てた母が再婚し、二児の母となっていることにショックを受け、部屋を飛び出してしまう――。
感想
今回は、幸子の話がメインだが、話の展開が今回もいいね。城田の強引な勧誘で、彼のアシスタントになった幸子ではあるが、カメラのアシスタントをやり始めて、初めて、自分がやりたいこと、認められるものを見つけた時、彼女の顔が変わったとさへ思える。鯖島が、デジカメ音痴でSDを知らないために、自分の撮った画像が入ったSDカードを外したが故に、画像がなくなったと思っただけで、秘密にとっていた幸子の画像が見直されたという流れとか、いいんだよな。偶然が重なっただけだけど、それが認められる一つの好機担ってるところなんて、気持ちいい。幸子の母親・玲子に彼女が会いに行きながら、家の様子だけ確認して、帰ってしまうところなんかも気持ちがシンクロできる。自分には、家庭、そして母親替わりの人ミネコがいるんじゃないかと再認識できたのかも。二人ででSDを探す時のミネコのパンツはあの職場ではド派手すぎるとは思うが、彼女が一緒になって、必死に探すは間違いなく、そう思わせた。いろんなことが都合よく重なって、ひとつの話になっているとは思うけど、そこにいやらしさがなく、すんなりと見てる方に入ってくいくように、うまく作られてるしいいね。もう迷→名コンビになった城田と鯖島の活躍は楽しい。
第七話
総長の鰯原(鈴々舎馬風)が病に倒れた。鯖島(高橋克実)は「もってあと3日」という医師と看護師の会話を聞いてしまう。それを聞いた城田(松田翔太)は冷静に「絶対に総長に知られるな」といい、 最後まで総長を見守ろうと決意を固める。そして平静を装い、鰯原の「孫のヨーコに会いたい」という願いを叶えようと奔走する。
だが手元には4歳のヨーコの写真しかなく、14歳になっている本人を見つけるのは至難の業だった。そのころ児相に14歳の里奈(杉咲 花)が補導されてきた。 里奈は深夜の繁華街をふらつき、 家に帰らず友人の家を泊まり歩く、いわゆる「プチ家出」をしていた。そんな里奈を見た城田に、ある考えが浮かんだ――。
感想
話のインパクトは少し弱めかなとは思うが、まとめ方はよかったと思える話だった。だいたい、本物のヨウコは見つからずじまいだだし、寿命の話が乾電池とか、ここらへんの設定から解決はイマイチだが、城田の勘違いと訳のわからない鯖島の思いつきに振り回されるが、最後はプチ家出少女里奈が、総長の一言、お嬢さんの箸の持ち方を褒められたことで、自分は大切に育てられたんだということがわかり、家に戻っていくのは悪くない流れだった。それに姿は違えど、肩の揉み方を体が覚えている総長が、城田に鯖島の話をするところなんか、趣きのある場面だった。この2つとも体に刻まれた記憶、それが自らの証みたいな感じで描かれている。里奈という少女も、幸子と家出の話をしたりすることで、家がある、家族があるということを考えたりもしたのかな。家に戻って、箸のしつけられる弟を見ながら、自分の所在地を確認したところは、ほっとさせられる。組関係を中心に描くより、児童相談所を中心に描いたほうが、インパクトがあり面白いのだが、最後はこういう話があってもいいかなとか思わせたので、悪くなかったかな。
第8話
中学校で講演をした城田(松田翔太)は、2年の担任・貴子(宮田早苗)から不登校をしている生徒・圭太(伊藤凌)の相談を受ける。 偶然にも彼女はなんと小学校の同級生であった。 貴子に昔の借りがある城田は、圭太の不登校を自分が解決しようと奮起する。そのころ鯖島(高橋克実)はいつも行くペットショップの店員・友子(平田薫)にトキメキを感じていた。が、告白しようとしても、外見が別人(鯖島)である以上、どんなに好きな人ができても、気持ちを伝えられない、と鯖島は落ち込む。そして翌日、圭太が母親に伴われて児童相談所にやってきた。 圭太は2学期になって不登校を始めたという。 口の重い圭太にミネコ(小林聡美)は幸子(成海璃子)をメンタルフレンドとしてつけることにする。 幸子は圭太には好きな子がいるであろうことをすぐに探り当てる。
だが彼女はもうすぐ外国に転校してしまうという。そしてさらに貴子も転勤するらしい。自分の思いを伝えないまま、彼女たちと別れていいのか? ――圭太、城田、そして鯖島はそれぞれ思い悩む。
そして3人が取った行動とは――?!
感想
今回のドン・キホーテは良かったな。ドン・キホーテという物語にふさわしい男たちの無謀な戦いに、赤いスポーツカーで、挑んだ。一人の男は言った「給食費盗んだのは俺だ!」もう一人の男は「好きだ!」最後の男は「本当のぼくはこんなのじゃない」と!それぞれのドン・キホーテたちは、女たちにそれぞれ伝えたが、ほとんど伝わんなかったけど、「心のムズムズ」はなんとか収まった。伝わってないけど、伝えようとする気持ちは大切だな。粗男たちの気持ちを伝えることろは、楽しいくて、笑いながら見ていたが、どこかうらやましい男たちの姿でもあった。本当に当たって砕けろだよ。砕け散っても心は再生される。成長と共に新しい姿の男達に、なるんだよね。少しだけ強くなった。そんな姿が登校する圭太から見て取れた。すっきりする展開で。このドラマがテーマがまっすぐに伝わってくる内容だった。圭太が好きな好きな彼女と転校前夜、奇跡の再会、いい所が見せられる自転車のチェーン修理するというチャンスも、何も出来ないまま。けど、最後は言えた。さよならとしか言ってもらえなくても、彼は前に進んだ。私も男なだけに、気持ちがシンクロできるな。幸子も前に進んで、つるんでいた子たちと決別できたし流れがいい感じ。このドラマは、今回はたまらなくいいな。いきなり、女性たちが引っ越してしまうというのは強引だったが、それでもおわりよければすべてよしだな。

第9話
城田は父子家庭の父親・清志の家を訪ねる。失業した清志は家でゴロゴロし、12歳の娘・千佳が幼い弟たちの面倒を見ていた。そのころ鯖島は鰺沢組があくどい方法で、金貸しをしていることを知り、リストのなかに清志の名を発見する。いっぽうの城田は児童相談所で開催する「お楽しみ会」の演劇「ドン・キホーテ」を手伝うことに。城田は、監督・主役・脚本をやると言い出す。そこに千佳と弟たちも劇に参加することになって―――
感想
今回の話は、物語の組み合わせ方がいまいち良くなく、最後はなんとなく金貸しに知佳の父清志の借金を立て替えって、丸く収めようとする脚本に、キレがない。鯖島と城田の関係を勘違いした鯵沢の攻勢に対抗することもなく、自分のシマでいいようにやられているのに、それをどうにかしないで、終わるっていうのはなんか違う。そこはどうにかして欲しかったが、監督・主役・脚本と城田が勝手にやり始めた、ドン・キホーテのデキは、演出段階から城田節が炸裂して楽しい。実際劇が始まっても、彼女の弟たちにカンペを持たせるところなんか、楽しんだよね。最後の最後の肝心の長台詞が、城田が忘れて、最終的には木である彼女がダメ父の向けて語りかけるようなオチなんかは、なかなか、いいと思う。本筋の流れのほうが、何とかなったからいいかなとは思うが、何か惜しいとも感じる九話だった。
第十話
鯖島(高橋克実)は次期総長候補として、 鰺沢(小木茂光)と討論会に挑むことになる。 鯖島はあゆみ(内田有紀)、兵藤(松重 豊)らに見守られ、 討論に望む。だが、鯖島は強面な親分衆の集まる場の空気に すっかり気後れしてしまう。 親分衆から野次が飛ぶなか、鯖島はいいとこなしで壇上を降りることに。 次回のマニフェスト発表会で失敗したら、 間違いなく総長の芽はなくなる――。城田(松田翔太)は「今度こそバッチリ決めろ!」と
鯖島に念を押すが、なんと翌日鯖島は家出をしてしまう。 鯖島の態度に怒った城田は自分も児相を辞めると宣言し、 ミネコ(小林聡美)に辞表を出す。 驚くミネコだが、最後に西岡佑麿(松田知己)の 里親だけは決めるようにと城田に言う。 佑麿は城田が児童相談所の担当になるきっかけとなった少年だった。 「お安い御用だ」と請け負った城田だが、 実際に3組の里親候補に会ってみると悩んでしまう。 「誰の子になれば、佑麿は幸せになれるのか?」 頭をかきむしる城田で――。
感想
最後、ありがちなオチではあったが、辞表を自表と間違える城田はたのしい。今回は、もしやミネコは鯖島と城田の入れ替わりのことを知ってるの?と思いたくなる少年の人生を里親を決めるという行為を城田に任せるという周りの人から見ると暴挙とも思える仕事を任せることで、自分の人生(本当は城田は鯖島だけど)、仕事を考えさせるところはなかんかあ面白い。西岡佑磨という少年のことも知らないし、里親候補のこともいい加減にしか知らなかったので、簡単に受けた仕事だが、知れば知るほど、その判断に迷う城田。そして入れ替わる前の城田が人生を変えた一つの事件ヲも知ってしまうと彼にそう簡単に少年の人生を決めることなどデキないことに気付かされる流れは、いい結論だった。城田と関わることによって、人生が変わろうとしている幸子がワンテンポ遅れて、みんなの前で、城田のために頭を下げる光景とか、やはり、感謝の気持ちを表していたんだよな。何か生きることの責任を感じる話だった。けど鯖島が最後に盛り上がっていた掛け声ってなんだろうな~と思って見ていたが、ドンガンズドン!~なるほどね。
最終話
次期総長選出まであと3日。城田(松田翔太)は気をもみつつも、ミネコ(小林聡美)の指示であたな児童相談所の案件に取りかかる。 今回のケースは村上奈緒子(宮本裕子)と5歳の娘・香(遠藤瑠菜)。 奈緒子は極度の潔癖症でウィルスや菌を恐れ、 香を一切外に出さず、学校に通わせていなかった。ミネコは母子が月に一度病院に行くタイミングを狙って、 香を一時的に強制保護しようと考える。 いっぽう鯖島(高橋克実)は「極道かるた」で、 総長戦の決着をつけることになった。 だが中身は鯖島でも外見が城田のいま、 その実力を発揮することはできない。 対戦は団体戦であゆみ(内田有紀)、兵藤(松重 豊)らも参加する。 かるたの得意な城田は鯖島のコーチとして、 鯖島たちにかるたの特訓し、決戦に望む。 鯖島たちは好戦するが、勝負は延長戦に。 だがあろうことか助っ人として参加した城田がフライングをしてしまう…。 このまま鯖島は総長戦に敗れてしまうのか? そして城田は、香を保護する作戦のため病院へ向かう。 が、香を連れ出そうとしたとき、奈緒子に気づかれてしまう。
城田たちは香に普通の生活をさせてやることができるのか?
果たして、城田と鯖島は入れ替わったまま終わるのか――?
感想
実のところ、最終回でも、不可思議な雲の正体はわからずじまいだが、最後は二人は元の姿に戻り、鯖島は総長に出世、なぜか?気まぐれな雲は兵藤と西やんを入れ替えるというオチは、まあいっかなというこのドラマ独特のノリという感じで楽しい。最終回の本編の話は、村上奈緒子の娘香を守ろうとする思いから極度の潔癖症になったという話は、なかなか興味深い。私の叔母にも、生まれてきた息子が障害を持ってしまったために、かなりの自然食品マニアになったが、こういうことは、形を変えある話なんだろうな。そんな香を外と世界と交流させるために児童相談所のメンツが一つの作戦を立てた日と総長決定の極道かるた決戦の日がおなじになるという展開は、城田の活躍も2倍という感じの内容だった。香を連れて、街を回りながら、外の世界に目を見張る香が、ウマそうにコロッケを食べる姿とか和みがあっていい。いろんな世界と接しながら人は、鋭く磨かれ強くなるものだけど、親の思いだけで、それを拒絶するように仕向けるもの不幸なことなんだよな。城田と戻ってきた香が楽しそうな笑顔が、母親も心を変えたのだけは間違いないな。そして、かるたの最終決戦は、まさかの城田のフライングでの敗戦だったが、それを素直に認めた所が、評価されての総長就任と見るべきかな。そこで男を上げたことに対する嫉妬心が、秋山の暴走につながったと見るべきなのかな。しかし、石川五右衛門バリの兵藤の大活躍は見せ場だった。その後の鯖島と城田のシーンも面白いけど。一時間の最終回だったが、いろんな要素を出し惜しみせず、おもしろうくまとめているところはさすが。プロデューサーと脚本家、演出家の力でと魅力を詰め混んだ作品になったと思う。
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コメント

スペシャル版が見たい
久々に良いドラマは久しくないので、絶対、続編を作ってほしい。
少なくともスペシャル作ってほしい。
お願いだから続編を
こんなに良いドラマは久しくないので、絶対、続編を作ってほしい。
でも、西ヤンはどうなるのかな?
楽しかったです!
何故に城田さんと鯖島さんが入れ替わってしまったのか?
最後にもう一捻り欲しかったなぁ~、というのが本音だけど…
でも、通してすっごく楽しませてもらったので満足してます!

今回の設定で城田さんが働く児童相談所っていうのもとても興味深かったし、何より鯖島さんの設定、そして魅力的なキャストの皆さんのおかげだと感じてます。
松田くんと克実さんのコンビ、毎回笑わせてもらってホント楽しかったです!

それにしても真剣勝負のカルタには爆笑しました。

終わってしまったー
このドラマ終わるなー!
最高!!
テレビで宣伝をやっていて、見てみたら1時間笑いっぱなしでした。  すごくおもろかった!!!!                   なので、毎回録画して家族4人で飲み物&お菓子を片手にかかさず見ています。                            あと少しで終わってしまうので悲しいけれど、久しぶりにドラマで楽しませてもらいました。                      もう最高!!
おもしろい
一番おもしろいです。
涙あり 笑いありで毎回とても楽しみにしています。
家族5人でテレビの前にすわり ドンキホーテがはじまると
みんな集中してみています。
たくさんの人に見てほしいドラマだと思います。
来週 最終回なんて寂しすぎる。特番をやって欲しいです。
もちろんDVD応募しましたよ。家族5人分 5回応募しました。
楽しいけれど
毎回楽しくみさせてもらっています。。
が、伸介さんの引退から、少し見方が変わりました。
「そうだ!このドラマって893さんが出ているドラマだったんだ」
と、気づいたんです。
893さんで悩まれている方々も居られると思います。
簡単に視聴できる地上波で893さんを美しく見せるのは
控えたほうがいいのでは?と感じるようになりました。
このドラマ本当に楽しいんですけどね。。
寂しい
ドラマはほとんど観ないのですが、翔太君が出演すると知って見始めると、楽しくて…翔太君も克実さんも凄く演技も上手で、引き込まれてあっという間の1時間でした。笑いあり涙あり格好良さありで、毎週土曜日が待ち遠しかったけどもうすぐ最終回だと思うと寂しいな~2クールあるといいな。翔太君出るとドラマ観ちゃいそう。
今季イチ!
今のドラマの中で文句なしに一番面白いドラマと思う!
もっとみんなに見てもらって笑ってホロッとしてほしいな~
毎週家族揃って見てますよ
単純だけど傑作。
現実離れな内容ですが、演技が上手いと引き込まれます。
毎週楽しみです。
名コンビ
確かに!
鯖島さんと城田さんはただの運命共同体から、凸凹を補い合ういいパートナーになってきましたよね。年は離れてるけど親友になりそう。
ミネコ所長はじめ児相の同僚も、あゆみ夫人と鯖島組の方々も、安定感があり主役の2人(主役は1人?)を盛りたてています。
正直、ここまでは幸子は浮いてるな~というか、必要なの??と思っていたのですが(ゴメンナサイ)6話はよかった。
ミネコさんのお茶を入れながらの「あいよ~」にはうるっときました。
幸子の部屋に柄がうるさいワンピがたくさん掛けられてたのが気になってたのですが、ミネコさんのド派手パンツと繋がってたのか・・・と思うと妙に納得しました。
このドラマは親子愛や血の繋がりだけでない、人と人との繋がりを感じられるので好きです。適度に笑えるので子供も一緒に見てます。
土曜の夜は楽しい♪
城田さんと幸子
何だか最後泣けてしまいました。
幸子の気持ちを考えると悲しくて辛くて…
でも、ミネコさんとの出会いで強くなった幸子の前向きな所に最後感動し、そして応援したくなりました。
勿論、中身鯖島の城田さんによって幸子が変化してきていると強く感じています!
何だかこのドラマ、ただのコメディドラマじゃない所がいい感じで引き込まれます。

でも鯖島組のシーンは最高に笑えます!
あゆみさん、兵藤さん、いい味出してます!
極道の妻・あゆみさん、男を見る目があるんですね
はからずも妻の秘めたる思いを聞いてしまった鯖島親分@城田の、なんとも切なそうな表情にキュンときちゃいました。

外見イケメンになって最近ご機嫌のときもある鯖島親分だけど、子供に対してちゃんと厳しくて優しい。奥さんをホントに大事に思ってるとこもいいなあ。実は児童福祉司に向いてるかもしんない。

城田くんも、入れ替わる前は根拠のない自信を持ったKY青年な感じだったっけど、鯖島親分になって苦労してるせいか頼りがいのある感じに変わってきた気がします。

次はどんな騒動になるんだろ。わくわく。
面白い
普段、テレビドラマをあまり見ない私でも、第一話をちょっと見て以来、毎回録画して見ています。

松田翔太のギャグっぽい演技を見たのは初めて。中身が入れ替わったことによって、彼がさらに魅力的になってると思います。

もっと沢山の人に見てもらいたいです。
ヤバイwww
翔太君かっこよすぎ!
顔が好きだし、おまけに役の性格がタイプ(鯖島の方ね)
面白い

土9は僕に相性が良くなく最近は全然観てなかったんですが、取りあえず初回だけ観ようとそんなノリだったんですが、意外にも面白かったです。入れ替わり方は意味が分からなかったけど、性格は強いのに体力は無い、性格は弱いのに体力は有るみたい所がとても面白いです。あまりシリアスになりすぎず、コメディー色がある面白いドラマを期待したいです。
似てる?
任侠ヘルパーの、児童相談所版みたいでしたが
面白かったです

高橋克美の演技は申し分ないですし、
松田翔太もかっこよくて
演技力もアップしてるような気がします

児童相談所を舞台にした、痛快コメディ
楽しみです。
面白い
最高でした
ブルドクターからイケパラまで全て拝見しましたが今のところ今季一番かな
私も下の方がおっしゃってる任侠ヘルパー(大好きな作品です)系かなと思いきや こちらの方がコメディ色が強かったです

どちらかと言うとマイボス系かな

魂が入れ替わって心はヤンキーなのにめっぽう弱い松田翔太と心は優しい青年なのにやけに強い克美さんの下りは今までのヤンキードラマでは新鮮な描写だったので爆笑でした

しかし小林聡美さんは
本当にどんなドラマにもなじんじゃいますね

ガッキーのパパと娘の7日間など結構魂が入れ替わるドラマは好きなので2話も楽しみです
ちょっとだけみるつもりが
面白かったです♪♪
入れ代わる前と入れ代わった後 両方ともうまいですね 松田くんも高橋さんも
さすがだな~と思いました。ちょっとみるつもりが来週もみようと…楽しみです。
拾い物
設定が、面白そうなのでちょっとだけ見るつもりが、最後まで全部見てしまいました。
二人の演技最高~!
しぐさから歩き方まで笑った笑った。
松田くんが、がに股で克実さんが内股で二人並んで歩いて行く後ろ姿が、何ともおかしくて。
内容もご都合主義にせずに親子や家族の絆を描くのかな?
二人は演じてて楽しいだろうな。
来週からも楽しみに見ます。
次回からも…
まずは翔太くんと克実さんが出てるから!という理由だけで見ました。

今までにも中身が入れ替わるって作品、何度か見たことがあるような気がしますが…

でも純粋に1時間楽しくて…ずっと笑いっぱなしだったような気がします(笑)

克実さん、面白すぎだし、クールでライアーゲームのイメージが強い翔太くんもいい感じだったし、ドラマのテンポも良くて見入ってしまいました。

今後どんな展開が待ってるのか!?
久しぶりに土9ドラマに嵌まれそうでワクワクします!!
何か任侠ヘルパーみたいですね

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