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遺留捜査 上川隆也主演 視聴率 感想


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カテゴリー【上川隆也】遺留捜査
☆Amazon Music200万曲 ☆Prime Video
★TVerドラマ
貫地谷しほり写真集「二十歳」 (DVD付)

遺留捜査
2011年4月スタート 毎週水曜よる9時
被害者が残した“被害品”に込められたメッセージ。主人公・糸村聡は、そこから彼らの最後の声を聞き、その伝えられなかった想いを、遺された人達に伝える。警視庁捜査一課・科学捜査係を舞台にして、遺留品から真実に迫っていく、新しい刑事ドラマが誕生する!

主題歌記憶(初回生産限定盤)

脚本 尾西兼一、坂田義和、池上純哉 他
監督 猪崎宣昭、麻生学、長谷川康
■糸村 聡(45)・・・上川隆也 警視庁刑事部捜査一課第一強行犯捜査科学捜査係主査。警部補。鋭い鑑識眼と偏執的なこだわりを持ち、事件現場に残された遺留品をもとに徹底的に事件を追い詰める。
■織田みゆき(28)・・貫地谷しほり 警視庁刑事部捜査一課捜査第1係、巡査部長。一見、刑事に向いてなさそうなのだが、実は意外に向いているタイプ。
■曽根武雄(55)・・・佐野史郎 警視庁刑事部捜査一課第二強行犯捜査第1係係長。警部。警察官として厳格な正義感を持ち、優秀で頑固な職人肌。組織の中で忠実に働き、昔気質の刑事魂を持つ。
■加賀美亨(59)・・・大杉漣 警視庁刑事部捜査一課長。鑑識課長上がりで、「現場」と「鑑識」を結ぶ人材として「科学捜査係」に糸村を「スカウト」した。

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第一話 11/04/13 17.0% 玩具のピアノと乱れた足音
《ゲスト》  近藤芳正、橋本さとし、中山忍
【脚本】 尾西兼一【監督】 猪崎宣昭
第二話 11/04/20 14.0% 母子手帳と裂けたおみくじ
《ゲスト》 黒川智花
【脚本】 伊藤洋子【監督】 猪崎宣昭
第三話 11/04/27 15.8% 12402歩
ゲスト:江守徹 遊井亮子 芳本美代子
脚本:池上純哉 監督:麻生学
第四話 11/05/04 10.8% 紅い石
ゲスト:小野武彦 水野真紀
脚本:尾西兼一 監督:麻生学
第五話 11/05/11 14.7% 書きかけのカード
ゲスト:石田太郎 中原果南 水沢奈子
脚本:尾西兼一 監督:長谷川康
第六話 11/05/18 13.2% 神棚の木片
ゲスト:北川弘美
脚本:伊藤洋子 監督:長谷川康
第七話 11/05/25 13.2% すべて他人のもの
ゲスト:前田亜季 根岸季衣 河西健司
脚本:池上純哉 監督:猪崎宣昭
第八話 11/06/01 14.3% 潰れた指輪 21:25開始
ゲスト:星野真里 長谷川朝晴
脚本:坂田義和 監督:猪崎宣昭
第九話 11/06/08 14.8% 空のマッチ箱
ゲスト:馬渕英俚可
脚本:徳永富彦 監督:麻生学
第十話 11/06/15 14.5% 遺留品、紛失!!
ゲスト:橋爪遼 長谷川初範 水野真紀
脚本:尾西兼一 監督:麻生学
最終話 11/06/22 14.7%
ゲスト・佐々木すみ江 長谷川初範 水野真紀
脚本:尾西兼一 監督:猪崎宣昭
第一話
人気作曲家の財津陽一(橋本さとし)が殺害された。捜査一課の曽根武雄(佐野史郎)とともに捜査を開始した織田みゆき(貫地谷しほり)は、リュックを背負った不審な男に目を留める。先輩の宮下晴彦(螢雪次朗)によると、科学捜査係の糸村聡(上川隆也)で関わりあうとロクなことがないという。が、当の糸村はどこ吹く風で、現場に残された壊れた玩具のピアノの鍵盤を叩いたりしている…。ICレコーダー、楽譜などが遺留品としてリストアップされるが、糸村は財津が幼い頃から大事にしていた玩具のピアノも遺留品の一つに加えたいという。被害者のことを一番よく知っている遺留品のようだから、というのがその理由だが、曽根はそんな糸村が気に入らない。
ICレコーダーに残された曲を聴き、楽譜に見入る糸村。さらに壊れた玩具のピアノを直そうとして…。それらの遺留品から糸村があぶり出す被害者・財津の素顔とは?そして、財津殺害の真相と、そこに秘められた“想い”とは…?
感想
このドラマは、謎解きより人間ドラマに重きをおいった感じに作っているのは、嫌いじゃない。けど、ドラマとして固まってない部分があり、キャラ設定上、みゆきはもうちょっと崩した感じにしてもいいんじゃないかなとは思った。糸川の感じは、もっと硬派でもいいかな。どんな軌道修正されてくるのか?注目したいかなとは思った。横山恵一である波岡一喜の使い方が彼にしては珍しい使い方で、目を引いた。ちょっと、ひょうひょうとした感じで、それでいてちょこまかとして面白い。
今回の話は、財津と婚約者と社長の間の人間関係、そこに財津のトラウマによる悲劇を絡め、事件がドラマチックに描かれていると持った。謎解きの部分は、たいしたことないのに複雑して、面白く見せようとしているところは気にかかるが、糸川が飄々と解いていくので、その感覚はいいかも。最後まで説明されなかったが、なんでハイヒールを履いて、婚約者にあの社長は見せかけようとしたのか?そこのところのドラマをちゃんと描いてくれないと、ドラマとしては完結しないかなとは思ったが...。
3話ぐらいやったら、だんだん整理されてきて、軌道修正されたら面白くなりそうな感じはした。
第二話
西野実花(山入端佳美)という女性が、生後8カ月の奈々を残して殺害された。現場からはめがねの鼻パッドが発見されるが、糸村聡(上川隆也)はゴミ箱に捨ててあったガムと、財布にあった下半分しかないおみくじに引っかかる。ガムの商品名は?おみくじはどこで引いたのか?しかし、曽根武雄(佐野史郎)は、そんな糸村のこだわりが気に入らない。実花の足取りを追う織田みゆき(貫地谷しほり)は、糸村の「被害者の思いが詰まっている」という言葉に誘われるように、奈々のもとへ。糸村とともに奈々の服にある「NANA」という手縫いの刺繍文字を確認。元気な奈々に胸を撫で下ろす。糸村とみゆきは実花の妹・西野紗絵(黒川智花)を訪ねるが、紗絵は5年前に家を出たまま戻らなかった姉を許せない。実花の遺体と奈々の引取りを拒否する紗絵を説得するみゆきだったが…。
感想
今回の内容を見て、Pは人間ドラマに重きを置き、事件の謎解きはあんまり力を見れてないというのははっきりした。西野実花と西野紗絵の間と兄弟の間の確執、勝手な姉に振り回された妹の反発心、頼るところがなかった姉の苦悩。そして裂けたおみくじに隠された母と子のつながりとか描き方は悪くはない。最後に姉の行動に反発していた妹も、最後はナナちゃんを引き取るというのは分かりやすい展開ですっきりはする。おみくじの謎にしつこく迫っていく糸川という人物が、彼の見た目のスマートさに比べて、人情派な刑事として描かれていくのはギャップがあって楽しくもある。このドラマ残された遺留品に詰まった思いを解いていくドラマと思えば、事件で捜査一課に人に邪険に扱われるのも納得か?けど、実花が殺された事件の作り方はいくらなんでも雑すぎる。わざとらしい、後に犯人と特定される男の登場のさせ方、こいつが犯人って言ってるようだった。その上、事件の内容が衝動的犯行で、いくらなんでもあの事件のあらましは、ひどい。そこにドラマもクソもない。被害者の描かれ方に一貫性がないというか、金ほしさにホイホイ付いて行くのに、赤ちゃんには自分の子どもであるように割符を残し、なんかあったときのために病院の残すように考える女性なのに...。腹が減ってるところに、誘われ、寿司食べて正気に戻ったと思うと納得しなくもないが。それに犯人もシラフで、金でしか女を誘えないような男が、殴り殺すって...なんだかな~。強引にそういう小心者な男だがらと考えればだが、無理アリアリだし、どう考えても人間の描き方が浅い。今回の脚本家は、調べると初めてのドラマの脚本らしいがそう考えれば納得。全体のバランスは悪いが、いいところもあった脚本なので次に期待かな
第三話
食品加工会社専務・瀧博久(岸祐二)の絞殺死体が発見された。糸村聡(上川隆也)は、営業車で移動していた博久の歩数計が日々1万5000歩前後も記録していたことに疑問を抱く。凶器がネックストラップなどに使われている紐であることが判明。かつて博久が勤務していた通信社の後輩・町山千尋(遊井亮子)が容疑者として浮上する。最近まで博久と頻繁に連絡を取り合っていた千尋は、ネックストラップ付きの通行証を紛失していた。博久の妻・瀧由利枝(芳本美代子)は千尋と夫の浮気を疑うやがて千尋のアリバイが立証されると、事件前に博久と口論していた義父で社長の瀧隆一郎(江守徹)に疑いが。糸村が博久の営業車に残されていた大量の自社商品「あわびの釜めし」を返却に行くが、隆一郎は専務の博久が営業車で釜めしを配送などしないという。釜めしは博久が自らあちらこちらのスーパーで購入していたことが判明。糸村は歩数計をセットし、博久の行動をたどってみるが…。
感想
何なんだろうな。殺してくれと言わんばかりに、高架下で、犯人と話し合う被害者とかどうも受け入れがたいし、狂気は偶然別件で見つかるし、犯人も分かりやすい人相だしな~とか思いながら見ていた。けど、犯人逮捕がこのドラマのメインじゃないからなと考えれば、いいだけかもしれない。万歩計の数字の多さが、自社製品の産地偽装の話と結びつき、それをいちいち回収していたとは、手のこんだ話だったが、奥さんとの約束のために、万歩計で一万歩ごえを目指して歩いていたとは、いい話でもあるんだけど、無理やりだなとか思わなくもないんだよね。いろいろ手が込んだ話ではあるんだけど、ググっと感じはしないんだよな。糸村が遺留品の残された人情話の謎を解くことがメインの話だからしょうがないのかもしれない。けど、これぞテレ朝刑事ドラマなのかも。

第四話
田岡耕治(佐野和真)の遺体が河原で発見された。中学時代から非行に走り、苦労させられた父・田岡孝雄(小野武彦)は息子への怒りを露にするが、織田みゆき(貫地谷しほり)に糸村聡(上川隆也)が現場で拾った珍しい石の写真を見せられると、なぜか顔色を変える。解析の結果、石がインドなどを原産とするカーネリアンと判明した。孝雄が亡き妻と行った唯一の海外旅行がインド。みゆきらの調べで、石は妻の仏壇に飾ってあったものとわかり、孝雄に容疑が。一方、糸村は現場に落ちていた少女のデッサン画を描いた人物が、公園で似顔絵を描いている島田良平(内野謙太)であることをつかむ。島田によると、耕治は以前付き合っていた少女だと言っていたとか。糸村はその少女・香取未知(近野成美)からみゆきとともに事情を聞くが…。曽根武雄(佐野史郎)から石のことを聞かれた孝雄が犯行を自供した。が、曽根は誰かを庇っていると孝雄のウソを見抜く。そこへ耕治の兄・康夫(大地泰仁)の犯行を疑わせる情報が…。
兄が弟を殺害したのか!?そんな家族が1個の石に込めた思いとは?
感想
曽根と糸村の関係性が話が進むたびに良くなってる気はするし、横山、村木と糸村の関係も面白くなってきた。村木の携帯アドレスを勝手に教えてしまう関係性って、なるほどね~とか思ってしまう。けど、織田の捜査一課に持ち込むネタは、ほとんど、糸村が割り込んできた捜査で、教えてもらったネタばかりなのに、彼女は反抗的なのか?彼女の操作に関する質問なんて役に立ったことないのにな。糸村は遺留品の解明にこだわるというスタイルで、その品に込められて、思いを謎解くというのは今までになく面白いとは思うが、無理やりに、思いがでかくなってしまうのは少し興ざめしてしまう。あの石にそこまで思いが詰まっているのか?と言うふうには思うんだよな。それに今回は事件も大雑把なんだよな。それに犯人の「殺すつもりはなかった」的な展開が多すぎるとは思う。遺留品の捜査というのメインで、三分時間をくださいというところからが見せ場なのかもしれないが、その内容が今回みたいに、石が石が言うだけの陳腐なものだとつまらないんだよな。未知と耕治の母親のクリームシチューの話とか悪くないんだけど、そこまでの話でしかない。それに違ったパターンもほしい。

第五話
会社会長・中沢宗平(石田太郎)の遺体が発見された。自他殺両面で捜査が開始される中、糸村聡(上川隆也)は宗平の背広のポケットに入っていた「友へ」と書かれたカードの鑑定を依頼する。織田みゆき(貫地谷しほり)の調べで、事件の数日前に宗平に同窓会通知を届けに来ていた土屋友也(仲野文梧)が、店の経営に行き詰まり自殺していたことがわかった。土屋の妻によると、土屋は借金を頼むつもりだったが言い出せずに帰宅。それでも宗平との再会を素直に喜んでいたという。「友へ」は土屋のことに違いないが…。携帯の写真から、宗平が孫の中沢茜(水沢奈子)と一緒にいた可能性が浮上した。鑑定結果「友へ」の文字も茜の文字に酷似。茜は宗平が母の中沢理恵(中原果南)を追い出して以来、宗平を憎んでいたはず。糸村は、理恵に茜の居場所を聞くが、理恵はなぜか苛立ちを露にする。茜が父に残した留守電の音声に疑問を抱いた糸村は、日本音響研究所の江藤奈津子(水野真紀)に鑑定を依頼。そこから意外な事実が浮かび上がる…。
嫌われ者の宗平が持っていた「友へ」のカード。その意味とは?
感想
今までと大きく違い、江藤奈津子の力を借りて、被害者の孫の美少女が人質に囚われている中、糸村が独自の操作を展開し、犯人を探し出すという展開は面白さがあった。その上、糸村の犯人逮捕のアクション付きなので見せ場もあったし、単純に楽しめる感じはした。犯人の犯行動機が弱いのは相変わらずだし、逆恨みだろうと思えるモノでしかないのは、なんだかな~という感じなのは相変わらずだが、それでも、今までに比べると、スリリングな展開だったし、音で犯人の以ば昇特定していく過程も面白い。「友へ」のカードに隠された被害者の思いも、人を信じてこなかった後悔の念、友人に対する熱き思い感じさせるものだった。そこに、離れていた存在だった孫娘が絡んでいるのは悪くない。被害者家族に語りかける糸村も良かったし、いい内容だった。
第六話
居酒屋店主・市村俊哉(近藤公園)の刺殺体が発見された。糸村聡(上川隆也)は、犯人が着用していたらしいウインドブレーカーと神棚に供えてあった木の枝を鑑定に回すが、その一方で被害者が常に首にかけていた手ぬぐいを探し回る。織田みゆき(貫地谷しほり)らの調べで、被害者の弟でプロ野球入りが確実視されている弟の市村瞬(伊藤祐輝)とスポーツ紙記者の水沢成美(北川弘美)が容疑者として浮上する。兄の死にも素っ気ない瞬を、成美は「大事なときだから」そっとしておいてと庇う。が、糸村はそんな2人にまで手ぬぐいのことを質問して…。
事件当夜、成美が俊哉と口論していた可能性が浮上。さらに帳簿から俊哉が成美から多額の借金をしていることがわかった。成美の単独犯行か。それでも糸村は手ぬぐいとカラマツの流木とわかった木の枝にこだわる。横山恵一(波岡一喜)と現場を再び訪れた糸村は、殺害の状況を検証し、ついに手ぬぐいを発見。そして、近所の小学生の証言から手ぬぐいにまつわる意外な事実を知る。被害者が手ぬぐいと流木に込めた思いとは…!?そして手ぬぐいの分析から浮上した容疑者とは?
感想
今週も見た瞬間、こいつが犯人だ!と見破れる演出はどうにかして欲しいが、兄弟愛を描いている内容はなかなか良かったとは思う。カラマツの流木と兄が落語家だけということから、落語を知らない糸村はどこまで噺を聞いたら、あのような兄の弟を思う気持ちが想像できるのか?そこは到底、理解はできないが、あの広いグラウンドを舞台に糸川が切々と弟に兄の心情を代わりになって話していくのは、ドラマがあったのだけは確か。今回の話の全精力は、あのシーンに凝縮されている感じさえあった。落語の噺をモチーフにした話というのはよくあるが、人情をたっぷり盛りこんで、なかなかいい感じだったのではないか。けど、今回かなり今までと違った感じを受けるのは、織田とか曽根などの関係がかなり変化したこと、今までの曽根なら怒鳴りつけるようなシーンも怒鳴らなかったり、織田が邪険にしている感じが減った。先週の糸村の逮捕劇で、大きく評価が変わったと見るべきなのか?そうだったら、見やすくなったし良い演出だなとは思う。
第七話
辻本勝利(芹沢礼多)の保険証を持った男の他殺体が発見された。が、被害者は辻本ではないことが判明。糸村聡(上川隆也)は被害者が握りしめていた高級なボタンから事件を追う。辻本がネットカフェで衣服を盗まれていたことがわかった。店の防犯カメラには辻本の服を着た被害者、その後を急いで追う辻本が映し出されていたが、辻本の服に高級なボタンが付いているとは思えない。ボタンはどこから被害者の手に入ったのか?被害者が7年前から行方不明だった坂上啓輔(河西健司)であることが判明した。妻の坂上希代江(根岸季衣)は、結婚を控えている娘の坂上郁美(前田亜季)のことを考え、失踪宣告を請求。夫を死んだことにしていた。そんな母の勝手な行動を責める郁美。が、その母娘もなぜ啓輔が辻本の衣服を盗んだのか見当もつかない。糸村は啓輔が所持していた小銭入れに残された奇妙な痕に注目する。何かのカギを入れて出来た痕か。糸村はカギの特定を村木繁(甲本雅裕)に依頼。やがてカギが特定されるのだが…。
啓輔が握っていた高級ボタン、そして小銭入れに入れていたカギから糸村が見いだした事件の真実とは?
感想
もう、事件本体の方は、こんな感じなんだろうな~とは思うのだが、今回は唐突すぎる感じだけはした。どこからともなく凶暴な犯人が現れてくるんだもんこのドラマにとって大切なのは残り10分の遺族と糸村の織りなす人情ドラマだからとは分かってはいるけど、なにかもったいないんだよな。いつも3分で終わらないのに、「お時間を3分ください」はなくなったのは、視聴者の声かな。ウルトラマンも3分と言いながら、長いときは長いのでいいと思うけど。今回の最後の10分の人情劇は、前半で、どういう流れになるという示唆が分かる形でされていたので、思った通りの流れだったのは少し残念。けど、結婚を絡めた人情劇場って、こんな流れしかないとは思った。そう考えると納得な感じかな。けど、どうしても引っかかるのは、刺された被害者である坂上の逃亡理由が明確でないということだな。そこに明確な動機付けがないとなんとも言いがたい評価になる。それに、織田が糸村と遺族のところに来ている時、目立った働きをしないところ。なんで居るんだと言いたくなるような使い方するなよとは思う。けど、一応2番手だからかな。
第八話
離婚を「人生の再出発」と喜んでいた水嶋達彦(長谷川朝晴)が何者かに殺害された。現場には離婚式でハンマーを使ってつぶされた元妻・水嶋容子(星野真里)の結婚指輪が。容子は指輪は盗まれたと主張するが、アリバイも曖昧なため容疑者の一人に。糸村聡(上川隆也)は引っ越しの荷物から1枚だけ取り出されていた「クラシック名曲集」のCDにこだわるが、容子に聞いても何もわからないという。達彦の浮気を証明する写真が合成の偽物であることがわかった。その写真で達彦も浮気を認め、離婚となったらしいが、いったい誰が、なぜ合成写真などを容子に送ってきたのか?達彦の大学時代の友人の証言から、CDが発売されたころから達彦の人柄が一変したことがわかった。その当時、達彦に何があったのか?さらに容子の意外な過去が明らかになり、事件は思わぬ方向へと進展していく。
達彦が遺したクラシックのCD、そしてつぶれた結婚指輪から糸村がつかんだ事件の真実とは?
感想
「死人に口なし」亡くなった人の思いを語る男糸村。今回ほど、糸村が被害者本人が思いを語って欲しかった事件はなかったのではないのか。達彦本人には絶対語れない容子への思いをつぶさに集め、物語っていく糸村の語り口は優しかった。出来過ぎた話ではあるが、この事実は語られるべきものではあると思った。潰された結婚指輪には、容子を何が何でも守らないといけないという達彦の深き思い、愛の強さを感じさせるものになっていた。今回も事件自体は、なんの計画性もない話ではあるけど、それをカバーするドラマな内容だった。なんとなくこの被害者の思いにシンクロしてしまうところもあるからかな。出来が良く見えてしまう。
第九話
空き部屋から男の変死体が発見された。糸村聡(上川隆也)は遺留品の中から「矢島工業」という社名が入ったタオル、古い喫茶店のマッチ箱、そしてコンビニのレシートの裏に書かれた12ケタの数字に目を留める。織田みゆき(貫地谷しほり)らの調べで、被害者が近所で不審者扱いされていることがわかった。最近発生していた婦女暴行事件の犯人ではないか、という噂もあったらしい。12ケタの数字が宅配便の荷物番号とわかった糸村は、その荷物の送り先である写真家の笹本智子(馬渕英俚可)のもとへ。被害者は偽名を使い、定期的に智子に子供を撮影した写真とネガを送っていたらしい。が、智子は写真を送られる意味がわからないという。被害者が撮影した子供の背後に写っている男が何かを手にしている。糸村は特殊な方法で写真を現像、そこに写っていたのは…。DNA鑑定の結果、被害者が7年前の美大教授・藤岡嘉一(岸田真弥)殺害の犯人と目され、逃亡中の桐原俊一(笠原秀幸)であることが判明した。7年前の事件関係者の中には智子の名前が…。
智子と桐原の関係は?マッチ箱に込められた桐原の思いから糸村が見た真実とは?
感想
人の人生が幸福かなんって、誰もわからない。人の目からみると、なんだと思える人生も、幸せにあふれるものだったりもするし、人からうらやましがられる人生も、本人にとっては虚しい日々であったりするのかもしれない。今回の被害者の人生など、誰の目から見ても、横山恵一が言うように理解しがたい心情であるが、糸村の妄想かもしれないが、それなりに満足がいくものだったのかもしれないと思わせる部分も感じれる話になっているのは、よかったかな。そう感じれないとなんかなという脚本に思えるかもしれないどっちに転ぶかわからない脚本だったかな。僅かな瞬間、幸せな時の記憶が作り出した逃亡劇の結末は、悲惨なものだが、生きる力をもらった人への恩に報いようとしているという感覚が、あの子どもたちの笑顔の写真を撮らせたのかも。あの写真は、被害者お心情を代弁するものだったと思いたい。今回は、今までと違い、被害者の心情を遺族に伝えるものではなく、七年前の事件の真の犯人に伝えるものであったのが大きく違う。それ故に、犯人と対峙したなかで、糸村が笹本に話した桐原の思いが切なく感じられ、ドラマチックだった。糸村のいいたことは空想にしか過ぎないのかもしれないが、犯人の心を開示させたのだけは確かだと思える内容だった
第十話
定年退職したばかりの山崎善行元巡査長(鶴田忍)の他殺体が発見された。糸村聡(上川隆也)は山崎が持っていた就職情報誌と犯人のものと思われるハンカチに着目する。山崎の元上司・斎田修署長(長谷川初範)は警察犬の導入を提案。かつて山崎と斎田の上司だった加賀見享(大杉漣)も導入を許可する。再就職を断った山崎がなぜ就職情報誌を持っていたのか?山崎の妻・山崎芳江(前沢保美)も息子の山崎悟(橋爪遼)もわからないという。自分は連れ子だから、と山崎と距離を置く悟は、警察官として仕事に没頭、母に苦労をかけてきた父を恨んでいるらしい。織田みゆき(貫地谷しほり)らの調べで、山崎が日本音響研究所の江藤奈津子(水野真紀)の前で土下座していたことがわかった。どうやら18年前に加賀見や斎田らが担当した弁護士殺害事件と関係があるらしい。
山崎が執行猶予中の大田進(千代将太)のために仕事を探していた。就職情報誌の謎が解けた糸村は警察犬の動きを見て…。大田の就職の話から山崎がいかに息子を思っていたか、糸村は悟に語りかける。その一方で奈津子と加賀見、斎田の苦い過去が甦り、事件は意外な方向へと進展していく…。
感想
今回の話、このドラマらしい展開で、元巡査長の息子の改心ぶりが、桁外れすぎて、個人的には引いた。人情ドラマだとしても、あの父親を、自分子どもでもないのに、育ててくれた父親をあそこまで毛嫌いしているのも理解しがたい。この親子の距離感みたいなものが納得できないので、いきなり泣き出しても、私は、なんだこれ~という感じがしてならなかった。被害者とその親族との心情を描くのがメインのドラマだが、その二人の関係性が、なにか微妙だとイマイチ面白みが感じられないかな。けど、このドラマは、高めの数字で推移しているし、第二弾も確実だろうから、いろいろバリエーションがほしい気がする。毎度同じパターンというのは、なんかな~。
最終話
加賀見享(大杉漣)のかつての部下、斎田修署長(長谷川初範)がビルの屋上から転落死した。糸村聡(上川隆也)は現場で笛のような筒を発見し、鑑定に回す。斎田の周辺で日本音響研究所所長の江藤奈津子(水野真紀)の姿が確認された。斎田は18年前、奈津子の兄が殺害された事件を加賀見とともに担当。奈津子が殺害現場で目撃したという銀のスプーンの存在を加賀見らは否定していたが、奈津子はそんな加賀見らに不信を抱いているようだ。
糸村は施設にいる斎田の母・斎田登代子(佐々木すみ江)を訪ねる。例の筒の写真を見せるが、登代子にもわからない…。糸村は加賀見から斎田の周辺から銀のスプーンを探せと命令される。奈津子が現れてから様子がおかしくなった斎田は、死の直前、加賀見に謝罪していたという。加賀見は謝罪の意味が銀のスプーンが実は存在していたからではないか、と推測していた。筒状のものが斎田の犬笛であることが判明した。笛からは微量の長石と酸化鉄が検出され、糸村は犬笛には斎田の思いがこもっていると直感する。斎田の死と犬笛、そして銀のスプーンを結びつけるものとは?
感想
今回の話、顛末は分かりきっていたが、どう考えても斎田署長の母斎田登代子がとんでもないことを言い出すのは、だれにでもわかるのに江藤が彼の兄の娘を彼女のもとにつれていくのは、やり過ぎだし、なんじゃこれのキテレツ展開。多感な少女に聞かせる話ではとてもじゃないし、登代子も気が引けて吐露しなかっただろうが、このドラマでは当たり前なんだよな。大体見も知らない第三者に、江藤の子供ではないことを知らされる娘の身になれよ!銀のスプーンの使い方は、出産の喜びを表す意味でいいとは思う。たぶんある程度数字もとれたことだし、来年もあるんだろうけど、物語のパターンは工夫したら、俳優陣は申し分ないので何とかなるだろう。何しろ次のシーズンに、脚本演出を含めて期待かな。
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コメント

参考になりました
いつもワインを飲んで眠気を押えながら『遺留捜査』を観てましたので、細かいところがわからないまま終わってました。すぐにこのブログで確認。合点がいきました。みごとな分析にて、ほとんど異論なし。最終回のわけのわからん展開には、少し呆れています。しかし、お書きになっているようにキャスティングが素晴らしいので、続編を望むや切。その折もよろしく。
やっぱり、次シーズンに期待、ですか
「三分でいいんです」
最初はうざかったこのセリフですが、もしかしてこう言われることにより、人は少し気を抜くことができるのでしょうか。
警察と話をするなんて、普通の人にはストレス以外の何物でもないわけだし。

全11話、地味だな~と思いつつ、わりと楽しみに見てました。世間の耳目を引くような大きな事件ではないけど、仮にも「人が殺される」という凶悪な出来事の背景には、さまざまな葛藤が渦巻いてるんですね。
飄々とした糸村さんのキャラクターもけっこう好きです。

ただ…、管理人さんの仰るように、最終回はあまり納得できませんでした。江藤女史の兄が悪徳弁護士として評判だった、なんて設定必要ないと思うし(単に過ちを犯して後悔した、ってことでいいのでは)、斎田署長が殺人に至る動機も弱い。なんか、事件関係者が皆あさはかすぎて後味悪く感じました。残念。

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