CATEGORY【大野智】魔王 世界一難しい恋
人気ドラマ:【Fcast バラエティ視聴率速報】
【公式サイト】
土曜よる9時スタート
人間界に落とされた怪物界のプリンスの運命やいかに―!?何も知らない王子様がどんな奇跡を巻き起こすのか?
友情・愛・親子・命をめぐる怪物たちの大冒険!果たして怪物くんたちは怪物界に戻れるのか!?
ドラキュラ、オオカミ男、フランケンを従えて、今日も怪物くんは“愉快痛快”に街を行く!!
【スタッフ】
原作:藤子不二雄A 「怪物くん 」
脚本:西田征史 『魔王』『ママさんバレーでつかまえて』
監督:中島 悟ほか
プロデューサー:池田健司 ザ・クイズショウ
【キャスト】
怪物 くん・・・大野 智
怪物 大王・・・鹿賀丈史
ドラキュラ・・・八嶋智人
オオカミ男・・・上島竜兵
フランケン・・・チェ・ホンマン
爺や・・・半海一晃
【悪魔界】
デモキン・・・・松岡昌宏
デモリーナ・・・稲森いずみ
アックマー・・・津田寛治
【人間界】
市川ウタコ・・・川島海荷
市川ヒロシ・・・濱田龍臣
警察官・・・・・三宅弘城
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【視聴率】
第一話 4/17 【17.5】 人間界で修行ザマス!!
【脚本】西田征史 監督・演出 中島悟
テーマ 嘘
第二話 4/24 【15.6】 お金はうまいでガンス
【脚本】西田征史 監督・演出 中島悟
テーマ「お金」
第三話 5/01 【12.8】坊ちゃんが二人!?ザマス
【脚本】西田征史 監督・演出 狩山俊輔
テーマ「友達」
第四話 5/08 【13.1】 オトシヨリ最高!王子号泣
【脚本】西田征史 監督・演出 中島悟
テーマ「お年寄り」
第五話 5/15 【12.5】 恋のパワーは無敵ザマス!!
【脚本】西田征史 監督・演出 石尾純
テーマ「恋」
第六話 5/22 【12.1】怪物大王の親心&デモキン復活
【脚本】西田征史 監督・演出 中島悟
テーマ「親」
第七話 5/29 【13.9】最終試練!さよなら人間界
【脚本】西田征史 監督・演出 狩山俊輔
第八話 6/05 【14.1】 怪物界VS悪魔界因縁の最終対決
【脚本】西田征史 監督・演出 石尾純
最終回 6/12 【13.7】人間最高!王子パワー解放
【脚本】西田征史 監督・演出 中島悟
ゲスト松本潤
【Specia視聴率】l
6/26 11.6% もう帰って来た!!怪物くん全て新作SP「怪子編」「探偵編」「オオカミ男の嘘編」
監督・演出 石尾純 狩山俊輔 松岡昌宏
【関東ローカル視聴率】各回終了後にはTVer、日テレTADA,Huluでも配信が行われる。
8月22日(土)昼1:30-2:40
第1話【】人間界で修行ザマス!!
8月29日(土)昼3:00-3:55
第2話【】お金はうまいでガンス
9月5日(土)昼3:55-5:00
第3話【】坊ちゃんが二人!?ザマス
9月20日(日)昼3:00-5:00
第4話【】 オトシヨリ最高!王子号泣
第5話【】恋のパワーは無敵ザマス!
10月3日(土)昼1:30-3:20
第6話【】怪物大王の親心&デモキン復活
第7話【】最終試練!さよなら人間界
10月4日(日)昼2:50-4:55
第8話【】 怪物界VS悪魔界因縁の最終対決
最終回【】人間最高!王子パワー解放
☆Prime Video☆Amazon Music200万曲 人気ドラマ
【Fcast バラエティ視聴率速報】
カテゴリー::【大野智】魔王 世界一難しい恋
怪物大王(鹿賀丈史)によって「怪物ランド」から人間界へと、お供のドラキュラ(八嶋智人)、オオカミ男(上島竜兵)、フランケン(チェ・ホンマン)と一緒に真っ逆さまに突き落とされる怪物くん(大野智)。そこに、ボールを探しにやってきた少年、市川ヒロシ(濱田龍臣)が現れた。人間の役に立てば、怪物界に戻れると思った怪物くんはヒロシに「何でも願い事を叶えてやるぞ」と言う。その言葉に、いじめられっ子のヒロシは…
感想
初めてこの企画のことを聞いたときどうなるんだろうかと思ったドラマだが、思っていたより遥かに日テレ頑張ってるぞという雰囲気で始まったと思ったら、遥かに他局の漫画原作ドラマよりいい感じだったのには驚いた。怪物くんを大野が演じてる感じは、ドラマ仕様という感じになっていて、原作とは別物になっているのは、これはあくまでドラマです!と言い切っていて、悪くない。お供3人は、漫画原作の雰囲気は漂っているし、能力がいつでも使えるのだが、怪物ランドのかぶき者的な怪物くんは、いつでもその能力を使えない設定になっているのは、いいのかどうかまだ分からないが、どういう働きをするのか?もう少し見て行きたい。やはりヒロシ兄弟が巻き込まれて行く悪魔界の陰謀「うそ」がテーマ話は、もう一つ工夫がほしいけど、思っていたよりはるかに気楽に楽しめるかな。何しろチープな感じがあまりしなかったのは、いいとは思った。お供がどうなのか?とは思ったが、あまり違和感ないな。上島が穴かと思ったら、そうでもないのは驚いた。このなら十分戦えるんじゃないのか?悪魔界との戦いにおいて、鍵になりそうなアクションがもう少し欲しいとは思うが、これからに期待したいとは思った。
第二話
“お金”を知らない怪物くんは、ウタコの生活費を勝手に使い大激怒させてしまう。責任を感じてお金を稼ごうとするが失敗の連続。お金が無いので何も買えず、大好物のカレーも作ってもらえず、怪物くんは空腹地獄に!生活費に困ったウタコは、タダでお金が貰えるという怪しい建物に吸い込まれていく。お金を手にしたウタコは何故か徐々に年老いていった…一方、怪物くんは空腹に対抗する為、何もしない作戦を実行するのだが!?
感想
金がテーマと言うなかで、人間界のことを何も知らない怪物くんが、お金の素朴な疑問を解いていく展開は、カブキ者である彼が成長していく過程でそれがなんなのか?ひとつの見方が見えてくる作りは悪くないかな。親子で見るのには、悪くない作りかも。お金を得る代わりに、なにか大切な物を失う→それが夢子の失った人のエネルギー?若さとか時間というのは、ハズレてはいないかな。お金で何でも変えるのなら全財産と引換に若さと言った人を思い出す。働いたというか、アックマーと戦って得たおにぎりの味を「美味しい」と言った彼は、跡継ぎになるための第一歩を歩んだのかもしれない。不満を言うと、怪物くん中心にアクションにもう少し派手さが欲しいかな。アックマーが案外すぐ降参してしまうのにはちょっと寂しい。どうも、ゲストが出てきて、巻き込まれて行くドラマではなく、ヒロシ姉弟に関連してドラマは展開される?デモキンが復活して、 デモリーナと活躍してくれないと、ちょっと寂しいかな。それでスカッとするような要素があったら、面白くなりそうなんだけど、次に期待してみたい
第三話
怪物くん(大野智)とドラキュラ(八嶋智人)・オオカミ男(上島竜兵)・フランケン(チェ・ホンマン)が、町内運動会に参加することに! 「よーく見とけ!俺の活躍」と張り切る怪物くんだが、お巡りさん(三宅弘城)とのガチンコ勝負で負けてしまう。「念力さえ使えれば・・・」人間に負けて落ち込む怪物くんに、ヒロシ(濱田龍臣)は2人3脚で一緒に走ってほしいとお願いする。「俺なんかでいいのか?」しぶしぶ参加する怪物くんだったが、スタート直前、ヒロシのポケットの中で魔王石が光る!すると、驚異的なスピードで優勝する二人。「念力が戻った!?」
そんな折、突然、怪物ランドの爺や(半海一晃)から呼び出しを受けるお供の3人。審判の間に行ってみると、怪物くんに渡した石を返せと言ってきた。実はあの石は“魔王石”といって、呪いを解く力を持つ特別な石なのだという。魔王石が持つ秘密を、怪物くんが知らないうちに回収しようとするお供達だったが、肝心の石がなかなか見つからない。王石を探していると、オオカミ男がヒロシの書いた宿題の作文を拾う。「僕のともだち」という題名の作文には「僕は怪物くんが好きではありません」と書かれていた。それを知った怪物くんは大激怒し「お前なんかトモダチやめだ!!」とヒロシに絶交宣言する。そんな中、「ヒロシがいなくなっちゃった!」とウタコ(川島海荷)が怪物くんたちに助けを求めてきた。やがて、ヒロシを誘拐したという脅迫文が届く!ついに“魔王石”の重大な秘密が明らかに!そして、ヒロシに忍び寄るもう1人の怪物くんとは!?
感想
恐るべし!大野 本来の怪物くんと似ても似つかないドラマ怪物くんではあるが、そんなの感じさせない新生怪物くんとして、キャラ立ちしているよ。もうこれのカブキ者の怪物くんは、完全に私の中ではこれもありだと言う事になりました。あのヘンテコリンな格好をして、完全に違和感ないなんて言う事自体が、驚異だと思ったら、それ超えてくる独自の怪物くんキャラを違和感なく演じてるんだから。わずかながらに、偽怪物くんとちゃんと演じ分けている。しかし、今週は、悪口大会笑えたな。その上、小学生とまともに張り合ったり、アックマーに作文をそのまま引用するおもしろキャラぶりが炸裂して、笑い転げてしまった。あそこでお供が突っ込むところがまたいい。それに、大王の「う~ごい」が見たかったな。笑って楽しめる感じはたまらん。アクションはもう少し欲しいところだが、贅沢かもしれん。何しろ、楽しめる作品だ。
第4話
間界で良い事をしないと怪物ランドに戻れない怪物くん(大野 智)。お墓参りは良い事だと教えられ、ヒロシ(濱田龍臣)とウタコ(川島海荷)の亡くなった両親のお墓参りに一緒に行くことに。しかし、怪物くんはお墓参りに向かうバスの優先席を我が物顔で占領し、他の乗客からの白い目も省みず大いびきをかく始末。そこに居合わせたお婆さんの佐藤フミ(佐々木すみ江)は怪物くんのお尻をいきなり叩き、「お年寄りに席を譲りな!!」と一喝する。「オトシヨリ?何だそれ!?」反発する怪物くんだったが、ドラキュラ(八嶋智人)とオオカミ男(上島竜兵)フランケン(チェ・ホンマン)に説得されて、しぶしぶ席を譲ることに。
お墓参りが退屈な怪物くんは、お供え物のリンゴを、念力を使って手を伸ばして盗んでしまう。誰も見ていないと思ったら、さっきバスで怒られたお婆さんのフミに見られてしまう!「アンタ、今、なにやったんだいっ!」今度こそ正体がバレてしまった!とパニックのお供3人。すると、黙っててやるから私の言うことを何でも聞けと、フミが取引を持ちかけてきた。フミの要求は、なんと自分の孫・譲次になってほしいということだった!「元気だったかい譲次?」とフミに迫られ、「俺はジョージじゃねぇよ!」拒否する怪物くん。しかし、「バラしてもいいのかい?」と脅迫され、
「そう!俺ジョージ!」と、怪物くんは嫌々フミの孫を演じることになってしまう…
一方、デモリーナ(稲森いずみ)率いる悪魔族は、デモキン(松岡昌宏)復活のために大量の生贄を必要としていた。「人間界で急速に増殖し、多くの人間から疎まれている存在を利用する、それは…老人だ!」怪しく微笑むデモリーナ。 デモリーナVS怪物くん!ついに人間界で直接対決!!オトシヨリのお節介に大苦戦する怪物くんが、初めて流す涙のわけとは!?
感想
今回は怪物くんの殺陣ありでアクションをかなり盛り込んで、その上、脚本もよく出来ていた。本当に、タダより高い物はないとはよく言うが、命をとられてしまうという究極の展開。お年寄りたちは生き返るものだと思ったのは、悪魔の手によって、ガラクタのように扱われ、命を失われたからだが、その命は帰ってこない展開も実にシュール。その手引きをしたのは、地上に降りてきたデモリーナというのは、稲森が容赦なく老人たちから冷酷な役をするのかというシビアな内容だ。想像もしていなかったが、度胸がある作りになっているのだけは確かだ。脚本も子供向けと思えない出来で、大野の作品はさほど悪い出来のモノがないが、引き寄せる力があるのだろうか?ドラマの中には見る前からだめかなとわかるものもあるが、このブログで、私は見てみないと分からないといつも書いていたが、本当にどうなるのか?見てみるまでわからないと言うことを思い知らされる。高齢者の問題を真剣に考える上でも馬鹿には出来ない感じがした良いドラマになっていたと思う。
対決で怪物くんとデモリーナがもう少し絡んで欲しいと言うか、二人で大きな見せ場を作って欲しかったが悪魔たちとの大立ち回りもあったし、彼女の正体がひとつ明かされたのは、興味深かった。今回は怪物くんの泣きと殺陣がけど、一番の見せ場。ああいうところはさすが、大野と思わせるし、センスの良さも感じさたと思う。
第五話
人間の役に立っても、ちっとも怪物ランドに帰ることができないと、審判の間で爺や(半海一晃)にブーブー文句を言う怪物くん(大野智)。 怪物くんが大人になれればいいのでは?と、またしてもアイマイな事を言う爺や。 「ところで・・・さきほどからドラキュラの姿が見えませんが?」 「あれ??」あたりを見回す怪物くん達。その頃、ドラキュラ(八嶋智人)は、工事現場でアルバイトをしていた。 「よく働くなぁ新人」 「大切な人のためザマスから!」ドラキュラは、目の病気で視力を失っている女性・茜(入山法子)を好きになり、彼女の目の手術代のためにアルバイトをしているのだった。ヒロシ(濱田龍臣)の家で、ウタコ(川島海荷)やお供達が恋愛ドラマに夢中になっている。
「恋って何だ?」恋の意味を知らない怪物くんにウタコが聞く。 「今まで誰かを好きになった事ないの?」「ない!」 「ええー!!」王子の答えに驚く一同。ウタコとお供3人に説明され、恋は素晴しいもので、恋を知ると大人になれるらしい事を知った怪物くんは、大人になれば怪物ランドに帰れるかも?という爺やの言葉を思い出す。「おいウタコ!教えてくれ!俺に恋を!」 悪魔界ではデモリーナ(稲森いずみ)に部下のDr.マリス(飯田基祐)が、
次なる欲望を説明する。 「相手を独占したいという、醜い、人間なら誰もが持っている欲望・・・それは恋!」 果たして、人間の女性に恋をしてしまったドラキュラの運命は!?そして、ついに明らかになるデモリーナの驚くべき過去! 怪物くんが恋のレッスン!怪物くんが初めて経験する恋とは!?
感想
わかっちゃいるけどやめられない。今回は、恋の話だったが、それが何であったのか分からない怪物くんに、恋の手ほどきをする恋する男子ドラキュラだが、カレの心は人間の女性茜に奪われて、そんなところではないと言う感じで、話は進む。ドラキュラの恋の行方と怪物くんは恋がわかるのか?魔王石の行方がターゲットになってきた五話だったが、話はよくまとまっている。目の見えない少女に、恋をして、援助はするけど、正体は明かさないと言うのはよくあるが、この役ができるのはダンディズムの体現者ドラキュラしかいない!ドラキュラの切ない思いは、彼女に通じるがそこに悪魔族の魔の手があるというのは、話の絡め方がうまい。独占欲を人間から吸い上げるデモリーナと恋の本質に近いものを多少勘違いしながらもデモリーナにその思いをぶつける怪物くんの戦いは、見所は怪物くんが思いの丈をすべて言い放つことで終わったが、戦いをもう少し見たかったかな。けど、怪物くんはなかなか迫力があったからいいかな。今回はかなりいろんな話が詰まっていたから、どうしてもアクションが弱く乗るのはしょうがない。ドラキュラは、最後はクールに恋を諦め、怪物くんのお供に戻るのはわかちゃいるけどなかなか良かった。ついに、魔王石の行方が焦点に、ヒロシに近づこうとするデモリーナ!見逃せないな
第六話
怪物大王(鹿賀丈史)がドラキュラ(八嶋智人)、オオカミ男(上島竜兵)とフランケン(チェ・ホンマン)を審判の間に呼び出した。「どうだ?坊主の修行の方は?」 「それならもうバッチリザマス!」 と、はりきって報告するお供達だったが、ちっとも成長していない怪物くん(大野智)に激怒する怪物大王。「あぁ親として情けない!!!」 そんなある日、ウタコ(川島海荷)が修学旅行に行くため、怪物くんにヒロシ(濱田龍臣)の親代わりになって、授業参観に行って欲しいとお願いしてきた。「ヤダよ面倒くさい!」まったく興味をしめさない怪物くん。
しかし、ヒロシの親代わりを経験することで怪物くんが成長し、怪物ランドに戻れるのでは?と考えるお供の3人。「これから大王になろうというお方が、授業参観にすら出られないなんて!」 「馬鹿言うな!そんなの楽勝だ!」まんまとドラキュラの作戦に引っかかる怪物くん。 「やってやるよ・・・ヒロシの親!」怪物くんの、勘違い親修業がはじまった! 一方、高杉よし江として人間界に現われたデモリーナ(稲森いずみ)は、ヒロシの体内にある魔王石を虎視眈々と狙っていた。「あの小僧から魔王石を!」怪物くんがヒロシのパパになって大奮闘!心配性の怪物大王が人間界へ!?遂に人間界に降りてきたデモリーナ!ヒロシの身に危機が迫る!果たして、親と子をめぐる壮絶なバトルの結末は!?
感想
今回はついに心配になった大王が登場し、親子バトルと言う感じより、陰ながら怪物くんの活躍を見守るパターンだったが、それを理解したのか?どうかは分からないが怪物くんも思いを感じたのか?本当のところは怪物くんなのでわかりにくいが、デモリーナの親子論に反論する展開は、見所だったかな。けど、後半にはいり、もうそろそろ明確な怪物くんの成長しているところが見えてもいいかなと言う感じがしていたが、ヒロシに謝ったのはそういう意味では、わかりやすい。怪物くんが語る言葉を直接聞いた大王も安心したし、自分の親としてのあり方を怪物くんに問われたとき、大王自身も展開は変わっていったのは、ストーリーに特別な工夫があるわけではないが、すんなり見れる感じはした。ベタな展開ではあったが、ストーリーはしっかりしているのでそうなのかもしれないな。
第七話
ウタコ(川島海荷)がフランケン(チェ・ホンマン)のことを好きらしい、というヒロシ(濱田龍臣)の報告に驚くフランケン。半信半疑のドラキュラ(八嶋智人)やオオカミ男(上島竜兵)を無視し、怪物くん(大野智)はフランケンのために告白のお膳立てをする。しかし、いざ告白タイムになると、ウタコにあっさり振られてしまうフランケン。
泣きながら走り去るフランケンを見て怪物くんは大激怒!「お前らがフランケンを傷つけたんだ!2度と俺に顔見せんな!」と、ヒロシとウタコに絶交宣言をする。自暴自棄になり、街で若者に絡まれてしまうフランケン。怪物くんが助けようとしたその時! 「暴力はやめてください!」と1人の男が現れ、フランケンの代わりに殴られる。 その男は、人間界にやってきたデモキン(松岡昌宏)だった!「お前!!!イイ奴だな」 100年の眠りから覚めて復活したデモキンだったが、完全に記憶を失い、自分が誰であるかさえ分からない状態だった。「今日からお前の名前は正義くんだ!」 「はい!怪物さん!」 怪物界と悪魔界、2人の王子の奇妙な共同生活が始まる。 そして、その様子を影から見つめるデモリーナ(稲森いずみ)。様々な思惑が絡み合い、物語は奇妙な展開をみせる!
ついに悪魔界のプリンス、デモキンが人間界に舞い降りる!!しかし、記憶を失っているデモキンと怪物くんに友情が!? そして、怪物大王(鹿賀丈史)から言い渡される厳しい最終試練とは!?怪物くんは笑顔で怪物ランドに戻れるのか!?
感想
一歩一歩階段を登りつめて行く怪物くん。その時、彼の脳裏に何が浮かんだのか?ヒロシやウタコと共有していた記憶、それを取り戻さないことには、怪物ランドに戻れるわけがない。階段を登る度に、大切なものを失われてしまうかもしれないことに気づきたのは、怪物くんの成長なんだな。始まる前は、子供向けドラマと単純に考えていたが、何しろドラマティック。俳優陣も思った以上の活躍をしているのもあるが、制作側も、怪物くんという題材の中に、強い思いで話を組み立て、どの世代が見ても楽しめる感じにしているのは大きい。一見、今回は正義君になったデモキンとデモリーナの昭和風の昼ドラ的な展開の中に、デモキンはこのままの正義君の方がいいのか?どう彼を導くのが彼にとってベストなのか?葛藤する愛なのか?なんとも複雑な彼女の思いを描くことによって、ドラマが描かれていることにすごさを感じる。本当に昔の特撮物は、とんでもない人間ドラマがあるものがあるが、そういうものを彷彿とさせる感じがした、デモキンやデモリーナに全く力を抜かない配役にしたのは本当に重要だったと思う。デモリーナの稲森が昭和的エロを醸しながら、デモキンのことを思いそのままにしようと決断するところに美しさを感じた。しかし、そんな思いとは別に、デモキンになってしまう最後の展開は、悲劇だが運命なのかもしれないな。
第8話
遂に!デモキン(松岡昌宏)が、記憶を取り戻し、悪魔界のプリンスとして蘇った!「いよいよ、積年の恨みを晴らす時が来た」怪物界に乗り込み、魔王石を取り戻すとデモリーナ(稲森いずみ)に宣言する。突然のデモキン覚醒に戸惑うデモリーナだったが、人間界のどこかに怪物界への入り口が隠されていることをデモキンに告げる。「ならば、馬鹿王子の心を開いて聞きだすまでよ」デモキンの目には、激しい復讐の炎が燃えているのだった・・・
怪物くん(大野智)に怪物大王(鹿賀丈史)から最終試練の結果が言い渡される。結果はなんと合格!やっと怪物ランドに帰れることになったのだ。喜ぶドラキュラ(八嶋智人)やオオカミ男(上島竜兵)、フランケン(チェ・ホンマン)をよそに、何故か怪物くんだけ元気がない。「俺は帰ってももいいんだけだよぉ、ウタコとヒロシが悲しむだろ?」心配する怪物くんだったが、ヒロシ(濱田龍臣)とウタコ(川島海荷)に「帰った方がいいんじゃない?」「私達の事は気にしなくていいよ!」と明るく答えられてしまいショックを受ける怪物くんそんな怪物くんを追いかける正義くん。「僕、耐えられませんよ、怪物さんともうお会いできないなんて!」記憶が戻っているが、正義くんを演じるデモキンは、怪物くんとの別れにショックを隠せない芝居をする。さらに「怪物界への道を聞き出そう」と、怪物くんをキャンプへ誘うデモキン。「お前、いい奴だな!!!」感激してデモキンを抱きしめる怪物くん。しかし、その腕の中ではデモキンが怪しく微笑んでいた・・・
遂に100年の眠りから覚め、復活したデモキンの壮大な復讐劇が始まる!人間界での修行を超えた厳しい試練に、怪物くんの運命は!?信頼と裏切りが渦巻く、「怪物くん」最終章の幕が上がる!!
感想
最終章の幕が上がる!!別れが近づき、ウタコとヒロシが怪物くんに本心を隠すことによって、正義君いやデモキンに欺かれるのは、本当に修行の成果を試される展開のようでもあり、怪物くんが甘い言葉に騙されていくなかで、信頼と裏切りが繰り広げられる展開は、悪くないと思う。デモリーナがヒロシとウタコとつながりの中で感じた既視感いや、かつて人間界にいたときに彼女が体験していた子供との思い出が彼女の心を迷わせたことは、後にどうつながっていくのか?デモキンとともに戦うデモリーナがどう心動くのか?気になる。はやくも石化させられた大王を救うべく、本来の姿に戻って怪物くんはデモキンとどう戦っていくのか?来週の最終回を見て、詳しい感想を書きたい。
最終回
遂に怪物大王(鹿賀丈史)から魔王石を奪還したデモキン(松岡昌宏)は、人間の子供を洗脳し、絶滅寸前の悪魔族として迎え入れようと子供達に魔の手を伸ばす!デモリーナ(稲森いずみ)の吹く魔笛の音色に吸い寄せられ、悪魔族の拠点に大勢の子供が集まってくるのだった。「純粋無垢な子供達は、忠実な悪魔戦士となるのだ!」魔王石を手にし、絶対的魔力を誇るデモキンは、人間界と怪物界、そして悪魔界の3界を治めるという壮大な野望を達成させようとしていた! 岩石化された怪物大王の前で恐怖に震える怪物くん(大野智)。魔王石を奪われ、怪物大王を失った今、悪魔王子デモキンに対抗するのは不可能・・・ 「怪物ランドはどうなってしまうんでガンショ」ドラキュラ(八嶋智人)、オオカミ男(上島竜兵)、フランケン(チェ・ホンマン)の3人もなすすべがない。「行くぞ!」長い沈黙を破り、怪物くんが立ち上がった。 「デモキン!俺、降参する!」デモキンと争うことに恐怖を感じた怪物くんは、この戦いなんてやめて仲良くしよう!とデモキンに懇願する。しかし、その申し出を聞いたデモキンは、怪物くんに究極の選択を迫る! 「人間界と怪物界、救いたい方を選べ。お前が選んだ世界は助けてやる。だが、もう一方の世界は跡形もなく滅ぼす。さあ選べ!怪物界か!人間界か!!」突きつけられた究極の選択に、言葉を失う怪物くん。果たして怪物くんはどちらの世界を選ぶのか!?それとも・・・ 怪物王子VS悪魔王子、いよいよ最終決戦!!
長きにわたる戦いの行方はいかに!? 人間界に再び平和は訪れるのか!?怪物くんは無事に怪物ランドへ帰ることができるのか!? そして、待っている永遠の別れ・・・ 怒涛の最終回!!世界の運命が、怪物くんにゆだねられた!!
感想
このドラマの総評を書くと、初めはどうなるのか心配もあったが、見ていくと真面目に楽しめて、怪物くんを通した人間ドラマになっていて、各世代楽しめるものにもなっていたのはよかった。この記事を立ち上げたときはコメントでも、ボロクソ状態だったが、作りが昭和の特撮物的で脚本がしっかりしていたのが大きいとは思った。怪物くんの成長の中に刻まれたドラマがしっかりしていないと厳しかったのは確かだし、単なるコスプレドラマになるかなと思われたが、それを見事に覆したのも大きいかな。案外ドラマの部分に力が入っていたし、魔王石の存在で、念力使えなくてと言うのは設定としてはドラマを盛り上げたけど、最後くらいは、怪物王子VS悪魔王子で本気のぶつかり合い、アクションが欲しいし、実のところ、あそこでは、怪物くんの人間に対する思いをデモキンにぶつけるのはホドホドにしてほしかったのが本音。純粋に楽しませて、二人のアクションを欲しかったとは思った。最終回は、何しろ時間延長せずサクサクとテンポよく見せてくれたら良かったが、愛する者のため自己犠牲していく人々に、戦う意味を教えられ、人間大好き!と叫ぶ怪物くんに救われたかな。
映画とかあるのかどうかは知らないが、その時は復活したでモリーナとデモキンコンビで、悪魔対怪物大戦争をやって欲しい。日テレの映画部門ならやってくれそうな気がするんだけど、大きな花火を上げられるかに期待。大野は今のところクセのある役ばかりで、そういう役があっているのはわかる。だが、他のタイプの役も見てみないとどうなんだろうか?言う気はしてきた。少し違った役で見てみたい
スペシャル編
*4.9% 13:30-14:30 NTV 今夜も!土曜の嵐もう帰ってきたよ!!怪物くん今夜SP!
11.6% 21:01-22:24 NTV 今夜も!土曜の嵐・もう帰ってきたよ!!怪物くんすべて新作SP!
ヒロシやウタコと別れ、怪物ランドに戻ってしまった怪物くん。しかし!みんなのヒーロー怪物くんが、もう帰ってきました!しかも!よくある総集編ではなく、全てが新作!オリジナルショートドラマが3本!待ちに待ったあのゲストが登場!「カイカイ体操」をみんなでダンス!怪物くんの魅力がぎっしり詰まった90分!ご家族皆さんで、是非ご覧下さい!!見のがしたら・・・これはマズイね!!
感想
「怪子編」
ベッキーもなかなか可愛く演じてたし、なかなかはまっていた良かった。怪物くん大野との年齢の兼ね合いからもバランスがいいキャスティングかな。20分弱の内容で、アニメ的でテンポよく進んだ。黒蜥蜴をとり合ったりする怪物ランドでの二人の姿も見てみたかった。怪子とウタコの戦いなど、ウタコが微妙な立場で、恋してるかも的なウタコもかわいいのも見逃せなかった。本来こういう展開かなと思っていた内容だったし、本編に挟みこんでもらいたかったけどムリかな
「探偵編」
オチ的には、かなりベタだが、ノリがマンガぽくって楽しい。ビデオで悪態をつく、悪いドラキュラや狼男というのは、なかなか本音が出ていて、楽しい内容だった。ビデオの部分は早回しにして、テンポを出せたら良かったかなとは思ったけど。コントぽいノリも、悪くない。
「オオカミ男の嘘編」
この話は、狼男の横暴ぶりが少しくどい感じでイマイチかなと思ったが、話はきれいにまとまっていた。手紙から父親であるオオカミ男が変わってしまったのじゃないかと終始心配する娘と言う設定なので、しょうがないのだが、子役をもう少しうまく使って欲しいかな。怪物くんが念力を使おうとしていたが、特別編だからアリかな。アレを、使って欲しい気もしたけど。
なかなか楽しい内容だったが、A先生的なブラックなノリの話も欲しかったかな。それに怪物も登場して欲しいかな。そうするとさらに怪物くんワールドが広がるんだろうけど、無理だろうね
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